レースリポート
三国レディースチャレンジカップ 予選トップ2の守屋美穂と藤原菜希が4R直接対決
2023.11.24
ボートレース三国の「G2第10回レディースチャレンジカップ」(11月21日~26日、SGチャレンジカップと併催)は24日、4日目が終了した。守屋美穂(岡山34歳)【冒頭の写真】が1・2・4・1・3・1着で予選首位に浮上。予選2位に1・2・1・4着の藤原菜希(東京)【写真下】がつけている。
そして守屋と藤原は予選最終日となる5日目の4Rで直接対決。シリーズリーダー争いの大一番を迎える。
<三国 5日目 4R 予選>
1号艇 川野 芽唯(福岡)予選14位
2号艇 守屋 美穂(岡山)予選1位
3号艇 堀之内紀代子(岡山)予選20位
4号艇 藤原 菜希(東京)予選2位
5号艇 海野 ゆかり(広島)予選13位
6号艇 宇野 弥生(愛知)予選17位
※()内は支部
守屋美穂は5日目、4Rの1回走り。これが予選最終走になる。守屋がこのレースで、自力の予選トップ通過を確定させる条件は2つ。まずは「3着以上」に入ること、もう1つは「藤原菜希に先着」することだ。
もし4着以下に終わった場合、8Rを走る長嶋万記(予選3位)に逆転される可能性が残る。もし藤原に先着された場合、9Rを走る藤原の結果次第で逆転を許す可能性がある。2つの条件を同時にクリアすることが自力で優勝戦1号艇を決めるためのミッションだ。
ただ細かい計算は抜きにして、守屋が狙うは1着のみだろう。前期2コースは26戦12勝の1着率46%という好成績。今節初日のドリーム戦で2コース差しを決めて1着を奪ったばかりでもある。ここで1着を取って予選トップ通過を決め、勢いをつけて優勝戦へ向かいたい。
藤原菜希の5日目は4R4号艇と9R6号艇の2回走りで登場する。まだ予選突破へ当確ランプはともっておらず、現状の優出ボーダー6.50を超えるためには2走7点以上が必要。大崩れは許されない状況だ。
藤原は前期4コースで24戦2勝の1着率8%。3着が11本(3着率46%)と多めの傾向だった。ただ今節の藤原はスタートが安定しており、ここまで4走のSTがコンマ05、06、12、15ですべてトップスタート。4カドから一気に攻め切る期待感は十分だろう。持ち前のキレ味鋭い速攻を見せて、後半9Rへつないで予選トップ通過への道を切り開くのか。