レースリポート
2日目9R堀之内紀代子 チルト3度に夢乗せ 三国レディースチャレンジカップ
2023.11.21
ボートレース三国で「G2第10回レディースチャレンジカップ」(11月21日~26日、SGチャレンジカップと併催)が21日、開幕した。初日メインカードの11Rドリーム戦は2号艇の守屋美穂(岡山)が2コース差しで快勝。2着に1号艇の遠藤エミ(滋賀)、3着に4号艇の平山智加(香川)が入り、3連単2-1-4で1840円の8番人気決着となっている。
さて2日目を迎える三国レディースチャレンジカップだが、注目カードには9Rを挙げたい。
<三国 2日目 9R 予選>
1号艇 岩崎 芳美(徳島)初日6着
2号艇 清埜 翔子(埼玉)初日6着
3号艇 遠藤 エミ(滋賀)初日2着
4号艇 宇野 弥生(愛知)初日5・5着
5号艇 守屋 美穂(岡山)初日1着
6号艇 堀之内紀代子(岡山)初日5着
※()内は支部
まず気になる存在は6号艇の堀之内紀代子(岡山44歳)【冒頭の写真】だろう。初日は9R5号艇でチルト3度を選択し、6コースから5着という結果に。展示タイムは6秒57の1番時計で、2番時計の選手(6秒67)にコンマ10の大差をつけていたが、本番レースではいまひとつ伸び切れず、まくる展開に持ち込めなかった。2日目は9R6号艇の1回走りとなったため、ここもチルト3度で挑む可能性が高そう。どんな舟足に仕上げてくるのか注目だ。
堀之内は今年の女子賞金ランキングが現在18位で、クイーンズクライマックス出場ボーダー12位までは約196万円差。逆転するには今節優出2着(賞金250万円)以上が必要な状況だ。昨年に続く2年連続2回目のクイーンズクライマックス出場に向け、チルト3度で活路を見出すのか。
4号艇の宇野弥生(愛知37歳)【写真上】もこの1走が非常に重要だ。初日5・5着と出遅れただけにここで是が非でも巻き返したいところ。今年4コース1着率34%の力を発揮したい。
宇野は現在女子賞金ランキング16位で、クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約140万円差。今節優出3着(賞金170万円)が逆転の目安になってきそうだ。11年ぶり2回目のクイーンズクライマックス出場をつかみ取るためにも、この9R4号艇が大一番になる。