レースリポート
三国レディースチャレンジカップ 周年V機を引き当てた遠藤エミが突っ走る!?
2023.11.20
「SG第26回チャレンジカップ」はあす21日に三国で開幕するが、これに併せ同時開催されるのが「G2第10回レディースチャレンジカップ」。賞金ランキング上位の女子レーサー20名が、年末の「プレミアムG1クイーンズクライマックス」(多摩川)の出場権を賭けて戦うこととなる。
参加選手は選出順位順に以下のとおりだ。(◎は地元レーサー)
遠藤 エミ(初日ドリーム11R1号艇)
守屋 美穂(初日ドリーム11R2号艇)
長嶋 万記(初日ドリーム11R3号艇)
平山 智加(初日ドリーム11R4号艇)
浜田亜理沙(初日ドリーム11R5号艇)
川野 芽唯(初日ドリーム11R6号艇)
三浦 永理
田口 節子
寺田 千恵
中谷 朋子
大瀧明日香
細川 裕子
宇野 弥生
堀之内 紀代子
海野 ゆかり
藤原 菜希
日高 逸子
西橋 奈未 ◎
清埜 翔子
岩崎 芳美
SGチャレンジカップの34名(いずれも男子レーサー)と合わせると総勢54名となるが、モーター抽選は大会ごとに実施されている。
モーターの2連対率上位機をSGに、それ以下をG2に…という具合である。
女子のモーター2連対率トップは田口節子の40号機(32.7%)であるのに対し、チャレンジカップ組で最も低いのが74号機(33.1%)と42号機(33.1%)で、それぞれ吉田拡郎と篠崎元志が引いている。
ちなみに、チャレンジカップ組で最も数字のあるモーター36号機を引いたのが中田竜太。2連対率は51.4%だ。
なお、モーターもボートも今年の2月28日から使用されている。
ここまで整理すると、女子の機力は「どんぐりの背比べ」をイメージしてしまいそうだが、素性機をパートナーにしたレーサーがいる。遠藤エミ(滋賀支部35歳)【写真2枚】である。
遠藤の48号機は優出1回限りの、あまり目立たないモーターにみえるが、その優勝が9月に開催された「開設70周年記念GI北陸艇王決戦」V。磯部誠が1走目の前から大整備のセット交換をして乗り、栄冠を勝ち得ている。
遠藤は前検日に「感触がよかったです」と報道時に語っており、いいスタートが切れそう。11R初戦から大いに注目される。