三国レディースチャレンジカップ開幕！ 近況ドリーム苦戦の遠藤エミに守屋美穂挑む

　ボートレース三国で「G2第10回レディースチャレンジカップ」（11月21日～26日、SGチャレンジカップと併催）が21日に開幕する。出場するのは10月31日時点での今年の女子賞金ランキング上位20人（F休み等の選手は除く）で、勝ち上がり方式は予選5日間の得点率制(準優なし)。女子トップレーサーたちが集結して熾烈(しれつ)なV争いを繰り広げる。

　レディースチャレンジカップの初日のメインカードは11Rのドリーム戦。選出(10月31日時点の女子賞金順)上位6人が激突する。コース別1着率は今年(1月1日～11月20日)。

＜三国 初日 11R ドリーム戦＞
1号艇　遠藤　エミ（滋賀）1コース1着率61％
2号艇　守屋　美穂（岡山) 2コース1着率36％
3号艇　長嶋　万記（静岡）3コース1着率17％
4号艇　平山　智加（香川) 4コース1着率15％
5号艇　浜田亜理沙（埼玉）5コース1着率9％
6号艇　川野　芽唯（福岡）6コース1着率7％
※()内は支部

　1号艇は女子賞金ランキング1位の遠藤エミ(滋賀35歳)【冒頭の写真】、20日現在の賞金は4717万円だ。レディースチャレンジカップは過去に優勝4回という好相性レース。初日のドリーム戦も過去に3回勝ってはいるが、近況の遠藤はドリーム戦1号艇でなぜか苦戦中。9月の宮島オールレディースでは初日ドリーム戦でイン戦3着、10月の徳山ヴィーナスシリーズでは初日ドリーム戦でイン戦2着、11月のここ三国ヴィーナスシリーズでも初日ドリーム戦でイン戦2着と、まさかの3連敗中だ。今節こそきっちり勝ち切るか。

　2号艇は守屋美穂(岡山34歳)【写真上】だ。今年2コースは44戦16勝で1着率36％の好成績。2020年の蒲郡レディースチャレンジカップでは初日ドリーム戦で2コースまくりを決めて3連単2万円台の高配当を出しているだけに、今節も好走を見せるのか注目したい。

　ちなみにレディースチャレンジカップ過去9大会のドリーム戦結果は以下のとおり。1号艇は5勝4敗と意外に苦戦しており、すんなりのイン逃げ決着はわずか2回しかない。今年も波乱の展開となるのか。

【レディースチャレンジC ドリーム戦結果】
2014年 水口由紀 1コース抜き　3連単1-4-3
2015年 寺田千恵 2コースまくり3連単2-5-3
2016年 遠藤エミ 1コース抜き　3連単1-4-6
2017年 遠藤エミ 2コース差し　3連単2-1-3
2018年 小野生奈 1コース逃げ　3連単1-3-2
2019年 守屋美穂 1コース抜き　3連単1-4-5
2020年 守屋美穂 2コースまくり3連単2-4-6
2021年 遠藤エミ 1コース逃げ　3連単1-3-2
2022年 田口節子 3コースまくり3連単3-6-1