レースリポート
川野芽唯が芦屋VでQC出場当確 中谷朋子は女子賞金12位に浮上
2023.11.14
ボートレース芦屋のオールレディース(11月9日~14日、モーニングレースで開催)が終了した。優勝戦は1号艇の川野芽唯(福岡37歳)【写真3枚】がイン逃げで快勝。2着に5号艇の小野生奈(福岡)、3着に2号艇の関野文(大阪)が入り、3連単1-5-2で2080円の8番人気決着となっている。
勝った川野は3月の福岡オールレディースに続く今年2回目の優勝で通算15回目の優勝。芦屋では2020年ヴィーナスシリーズに続く2回目の優勝となった。レース後には「ホッとしました。ちょっと調整外したかな?って思ったけれど、とにかく1枠だったので逃げられて良かったです。スタートが難しくて、緊張しながらいきました。次のレディースチャレンジカップでも優勝できるように頑張ります」と語った。
川野は今節開幕時点で今年の女子賞金ランキングが10位だったが、この6日間で約215万円の大きな上積みに成功して一気に6位まで浮上。6年ぶり3回目のクイーンズクライマックス(QC)出場に当確ランプをともした。久々に年末の大舞台に帰ってくる川野が、今後ますます注目の存在となってきそうだ。
中谷朋子は優勝戦5着で賞金46万円を獲得。今年の女子賞金ランキングは前日13位から12位に浮上し、クイーンズクライマックス出場圏内に入ってきた。13位の大瀧明日香とは18万2000円の差だ。
ただ大瀧は現在出場中の尼崎一般戦(11月10日~15日開催)で準優2着に入って15日の優勝戦に進出。優勝戦6着でも賞金40万円を加算できるため、再逆転して12位に浮上することが濃厚だ。抜きつ抜かれつの大バトルとなっている中谷と大瀧の12位争い。次節の三国G2レディースチャレンジカップはどんな戦いとなるのか注目だ。
海野ゆかりは優勝戦4着で賞金50万円を獲得。クイーンズクライマックス出場ボーダーまでの差を約62万円にまで縮めた。この差なら次節の三国G2レディースチャレンジカップで優出6着でも逆転の可能性あり。最近6節で4優出2Vと好調な海野がボーダー争いのカギを握ってくるかもしれない。
【2023年女子賞金ランキング】(11月14日、終了時点)
1位 遠藤 エミ 46,442,000円
2位 守屋 美穂 40,891,000円
3位 長嶋 万記 37,308,000円
4位 渡邉 優美 36,218,000円※
5位 平山 智加 34,233,000円
6位 川野 芽唯 33,400,000円 (芦屋優勝戦1着)
7位 三浦 永理 32,876,000円
8位 田口 節子 32,308,000円
9位 高田 ひかる 32,173,000円※
10位 浜田 亜理沙 32,117,000円
11位 寺田 千恵 29,410,000円
12位 中谷 朋子 27,720,000円 (芦屋優勝戦5着)
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 大瀧 明日香 27,538,000円
14位 細川 裕子 27,446,000円
15位 海野 ゆかり 27,103,000円 (芦屋優勝戦4着)
16位 宇野 弥生 26,669,000円
17位 小芦 るり華 26,504,000円※
18位 堀之内紀代子 25,876,000円
19位 倉持 莉々 25,813,000円※
20位 日高 逸子 25,030,000円
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56位 小野 生奈 15,893,000円 (芦屋優勝戦2着)
68位 関野 文 14,716,000円 (芦屋優勝戦3着)
94位 大橋 栄里佳 12,708,000円 (芦屋優勝戦6着)
(※渡邉優美、高田ひかる、小芦るり華はF休みでレディースチャレンジカップ欠場。倉持莉々はあっせん辞退中)