準優は女子賞金13位の中谷朋子、14位の細川裕子ら注目　芦屋オールレディース

　モーニングで行われているボートレース芦屋のオールレディース（11月9日～14日開催）は12日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。準優勝戦のメンバーが決まった。

　今節は次節に三国レディースチャレンジカップ出場を控える選手が8人出場していたが、全員がきっちり予選を突破。準優10Rに3人、11Rに3人、12Rに2人と分かれて優出切符をめざすことになった。

　13日に行われる各準優勝戦のメンバーと今年の女子賞金ランキングは以下のとおり。

＜芦屋 5日目 10R 準優勝戦＞
1号艇 関野　　文（大阪）女子賞金77位
2号艇 中谷　朋子（兵庫）女子賞金13位★
3号艇 三浦　永理（静岡）女子賞金 6位★
4号艇 山川美由紀（香川）女子賞金54位
5号艇 藤原　菜希（東京）女子賞金21位★
6号艇 真子奈津実（福岡）女子賞金130位
（★は三国レディースチャレンジカップ出場予定選手）

　10Rの注目は2号艇の中谷朋子(兵庫47歳)【冒頭の写真】だ。今年の女子賞金ランキングは現在13位。クイーンズクライマックス出場ボーダーまで約21万円差という熱い位置にいる（※12位の大瀧明日香は11月10日～15日の尼崎一般戦に出場中）。これを逆転して有利な状況でレディースチャレンジカップを迎えたいところ。そのためにも優出切符をつかみたい。

＜芦屋 5日目 11R 準優勝戦＞
1号艇 細川　裕子（愛知）女子賞金14位★
2号艇 小野　生奈（福岡）女子賞金65位
3号艇 海野ゆかり（広島）女子賞金16位★
4号艇 西村美智子（香川）女子賞金41位
5号艇 宇野　弥生（愛知）女子賞金17位★
6号艇 中田　夕貴（埼玉）女子賞金179位

　11Rは女子賞金ランキング14位の細川裕子(愛知41歳)【写真下】、16位の海野ゆかり、17位の宇野弥生が入る激戦区だ。クイーンズクライマックス出場ボーダーまでの差は細川が約26万円、海野が約94万円、宇野が約98万円となっている。今節の優勝賞金は110万円のため、3人とも優勝すればベスト12圏内に入れるチャンスがある。熾烈(しれつ)な優出争いになりそうだ。

＜芦屋 5日目 12R 準優勝戦＞
1号艇 川野　芽唯（福岡）女子賞金 9位★
2号艇 金田　幸子（岡山）女子賞金24位
3号艇 大橋栄里佳（福岡）女子賞金102位
4号艇 日高　逸子（福岡）女子賞金20位★
5号艇 加藤　　綾（三重）女子賞金66位
6号艇 山田　理央（香川）女子賞金125位
　※()内は支部

　12Rは4号艇の日高逸子に注目したい。今年の女子賞金ランキングは現在20位。クイーンズクライマックス出場ボーダーまでは約275万円の大きな差がある。これは次節レディースチャレンジカップで優勝（賞金460万円）しなければ逆転できない差だ。ただ今節この差を縮めておけば逆転へのハードルを少し下げることはできる。優出を果たしてベスト12入りへのチャンスを広げたいところだ。