レースリポート
部品交換ラッシュの芦屋オールレディース 山川美由紀や津田裕絵ら気配上昇
2023.11.11
モーニングで行われているボートレース芦屋のオールレディース(11月9日~14日開催)は11日、3日目が終了した。川野芽唯(福岡)が3・1・1・1・1着で予選首位を快走。予選2位に関野文(大阪)、予選3位に細川裕子(愛知)がつけている。
さてシリーズ前半戦を終えた芦屋オールレディースだが、今節目立っているのは「部品交換」の多さだ。ピストンリングの交換がすでに14件を数えている。
今節リング交換を行った選手とそのレースの着順は以下のとおり。
初日5R 前田 紗希 2着
初日7R 筒井 美琴 6着
初日11R 細川 裕子 1着
2日目4R 鈴木祐美子 5着
2日目7R 小野 生奈 1着
2日目7R 石井 裕美 3着
2日目8R 中谷 朋子 3着
2日目9R 日高 逸子 1着
3日目1R 下野 京香 6着
3日目3R 筒井 美琴 F
3日目4R 内山 七海 6着
3日目6R 津田 裕絵 3着
3日目7R 山口真喜子 2着
3日目8R 山川美由紀 2着
集計すると1着3本、2着3本、3着3本、4着以下5本。3連対率64%という悪くない数字が出ている。
3日目は全12レースのうち半分の6レースでリング交換した選手がいたが、6Rでは津田裕絵(山口37歳)【写真上】が3コースから3着連絡みで3連単2万9470円の高配当に貢献し、7Rでは山口真喜子が4コースから2着に食い込む好走。8Rでは山川美由紀(香川57歳)【冒頭の写真】が4カドからまくりで2着に入って3連単1万0370円の立役者となるなど、リング交換組が舟券のカギを握ってくるケースが続出した。特に津田は2日目まで5・5・4着と苦戦していたが、3日目にリング交換を行って3・2着と気配一変。4日目以降も見逃せない存在になってきた。
また細川裕子は初日にリング交換を実施し、1・3・3・3・2着で予選3位と好調。日高逸子は2日目にリング交換を行い、3・2・1・2・5着で予選6位につけている。シリーズ後半戦も部品交換状況に注目しておきたいところだ。