レースリポート
刑部亜里紗と實森美祐が優出 今年女子6人目のデビュー初Vなるか 三国ヴィーナス
2023.11.08
モーニングで行われているボートレース三国のヴィーナスシリーズ(11月3日~9日開催、6日は中止順延)は8日、5日目が終了。9日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<三国 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀)優出144回目 V39
2号艇 刑部亜里紗(静岡)優出 1回目 V0
3号艇 實森 美祐(広島)優出 15回目 V0
4号艇 竹井 奈美(福岡)優出 80回目 V9
5号艇 塩崎 桐加(三重)優出 35回目 V3
6号艇 田口 節子(岡山)優出231回目 V71
※()内は支部
予選トップ通過の遠藤エミが準優12Rをイン逃げで快勝し、ポールポジションを獲得。1・2・3・1・1・2・1・1・2・1着のオール3連対で勝ち上がってきた。8月の津G1レディースチャンピオンに続く今年2回目の優勝なるか。
2号艇は129期ルーキーの刑部亜里紗(静岡26歳)【冒頭の写真】だ。準優で鮮やかな3コースまくり差しを決めて優出切符を手中に。2021年11月のデビューから約2年、8回目の準優挑戦で悲願の初優出を果たした。今節使用モーター中では2連対率1位のモーター57号機とコンビを組み、2・5・3・1・3・1・2・1着と好パワーを見せてきただけにデビュー初Vへチャンスは十分。もし優勝となれば129期生では竹間隆晟(大阪)に続いて2人目だ。
3号艇の實森美祐(広島27歳)【写真上】もデビュー初Vへ挑む。準優で圧巻の3コースまくりを決めて勝ち上がってきただけに、優勝戦でも赤いカポックで魅せるのか注目だ。實森は前期の平均STがコンマ15だが、3コースに限るとコンマ11とめっぽう速かった。カド受けからスリットで先手を奪って速攻を仕掛ける展開に持ち込みたい。
ちなみに今年に入って女子レーサーのデビュー初優勝はすでに5件発生。昨年の数字に並んでいる。今年6件目の初Vが生まれるのか注目したい。
【女子レーサーの初優勝(2022年以降)】
2022年1月19日 倉持 莉々(徳山男女ダブル戦)
2022年5月16日 前田 紗希(江戸川ヴィーナスシリーズ)
2022年6月28日 今井 裕梨(桐生ヴィーナスシリーズ)
2022年9月17日 戸敷 晃美(常滑ヴィーナスシリーズ)
2022年10月16日 清埜 翔子(住之江ヴィーナスシリーズ)
2023年1月9日 小芦るり華(徳山オールレディース)
2023年3月18日 高憧 四季(下関ヴィーナスシリーズ)
2023年5月4日 山下 夏鈴(唐津オールレディース)
2023年6月3日 西岡 成美(鳴門男女ダブル戦)
2023年8月27日 上田 紗奈(蒲郡男女ダブル戦)