レースリポート
地元福井支部勢の藤堂里香や今井美亜ら好走中 三国ヴィーナスシリーズ
2023.11.05
ボートレース三国のヴィーナスシリーズ(11月3日~8日・モーニング開催)は5日、3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 竹井 奈美(福岡) 9.40
2位 遠藤 エミ(滋賀) 9.00
3位 渡邉 優美(福岡) 8.83
4位 田口 節子(岡山) 8.17
5位 塩崎 桐加(三重) 7.67
6位 喜井 つかさ(岡山) 7.67
7位 櫻本 あゆみ(群馬) 7.33
8位 實森 美祐(広島) 7.20
9位 堀之内紀代子(岡山) 6.83
10位 藤堂 里香(福井) 6.80
11位 薮内 瑞希(岡山) 6.60
12位 刑部 亜里紗(静岡) 6.60
13位 今井 美亜(福井) 6.60
14位 松瀬 弘美(静岡) 6.60
15位 山本 梨菜(佐賀) 6.20
16位 加藤 奈月(福井) 6.20
17位 清埜 翔子(埼玉) 6.17
18位 松本 晶恵(群馬) 5.83
※()内は支部
奮闘ぶりが光るのは地元の福井支部だ。今節は福井勢から加藤奈月、藤堂里香、今井美亜、金子七海、坂野さくら、沼田七華の6人が参戦しているが、そのうち藤堂、今井、加藤の3人が準優圏内につけている。
藤堂里香(福井36歳)【冒頭の写真】は4・5・1・2・1着で予選10位。2日目に3コースまくり、3日目に2コースまくりを決めるなど気迫の走りを見せている。藤堂は8月のびわこオールレディースと9月の宮島オールレディースで優出するなど、最近4節で2優出と近況好リズム。今節もV争いを沸かせる可能性十分だ。4日目は5Rの1走で試練の6号艇。伸び強襲がどこまで届くか。
今井美亜(福井33歳)【写真上】は2・5・3・2・4着で予選13位。前節にセット交換の大整備、今節1走目から新プロペラのモーターに乗艇。2日目までは3走すべて展示6番時計と舟足に不安を感じさせていたが、3日目を走る前にリング4本、ピストン2個、後半の前にはキャブレターを交換して気配は上向いてきた印象だ。4日目は4R1号艇と9R4号艇で登場。4コースは前期が1着率6%、前々期が1着率0%と苦戦が続いているだけに、9R4号艇が予選突破への大きなカギとなりそうだ。
加藤奈月は3・4・2・3・3着。大崩れのない走りで予選16位につけている。加藤は前々節のびわこ一般戦で約8カ月ぶりの準優出を果たし、前節の徳山ヴィーナスシリーズでも予選を突破して準優3着と優出まであと一歩に迫る活躍。近況リズムを上げており、今節は3節連続の準優出場がかかっている。4日目は11R6号艇で登場。勝負駆けでどんな走りを見せるのか注目だ。
坂野さくらは3・5・2・4着で予選24位につけており、4日目は2走16点で得点率6.00になる計算。3R3号艇と12R6号艇の難関だが、昨年12月の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来となる自身2回目の準優出場をめざす。
また金子七海は2日目にイン逃げで白星を飾っており、沼田七華も3日目に3・3着と舟券に絡む好走を見せているだけにシリーズ後半戦でも地元勢には注目しておきたい。