レースリポート
レディースオールスターのファン投票開始 清埜翔子や大豆生田蒼らアピール 三国ヴィーナス
2023.11.04
ボートレース三国のヴィーナスシリーズ(11月3日~8日開催)は、モーニングレースで4日、予選2日目が終了した。メインカードの12R「女神ドリーム」は1号艇の田口節子(岡山)がイン逃げで快勝。2着に4号艇の竹井奈美(福岡)、3着に5号艇の佐々木裕美(山口)が入り、3連単1-4-5で1500円の6番人気決着となっている。
さて11月4日から「G2第8回レディースオールスター」(2024年2月20日~25日開催、びわこ)のファン投票がスタートした。11月26日までの約3週間、インターネット等で投票が受け付けられている。選手たちにとっては存在感をアピールする大事な期間だ。
今節三国の出場メンバー中で注目選手を挙げてみるなら、まずは清埜翔子(埼玉32歳)【冒頭の写真】だ。レディースオールスター出場歴はまだ1回だけ。2018年に予備3位から繰り上がりで出場した経験があるが、ここ5年間は切符を逃している状態だ。今年の清埜は女子賞金ランキング23位でレディースチャレンジカップ初出場を決めるなど実力アップが著しく、速攻力のある魅力的な走りでレースを沸かせてきただけに、得票数が十分に狙えそう。投票期間中にしっかりアピールしたいところだ。今節三国ではここまで2・1・2・5着の予選9位。3日目は4R3枠、10R4枠のセンター枠でアピールのしどころ。
大豆生田蒼(埼玉28歳)【写真上】も今節のアピールが重要になってきそう。レディースオールスターには過去4回の出場歴。ただファン投票で2020年は43位、2023年は45位など下位での選出が多く、2021年には予備1位の次点で惜しくも出場権を逃した経験もある。大豆生田は今年1優出0Vと近況いまひとつアピールできていないだけに、存在感を見せたい。今節はここまで6・2・1・4着で予選15位。3日目は11R1枠で、3枠にいる予選トップ竹井奈美の強襲を止めてスポットライトを浴びるか。
佐々木裕美(山口)はレディースオールスターは6年連続出場中。ただ18~21年はファン投票10位台での上位選出だったが、22年は23位、23年は40位と近年下降気味なのが気になるところだ。前節の徳山ヴィーナスシリーズで約7カ月ぶりの優出を飾るなど近況リズムは上向き。今節はここまで1・6・3着で予選10位。3日目は6R6枠、12R4枠と外枠での出番。インパクトのあるレースで、佐々木らしさを見せるにはうってつけの舞台だ。