レースリポート
初日連勝組の田口節子と實森美祐が2日目ドリーム戦で激突 徳山ヴィーナス
2023.10.22
徳山のヴィーナスシリーズ(10月22日~27日のモーニング開催)が開幕した。初日メインカードの12R「ドリーム戦1st」は3号艇の魚谷香織(福岡)が3コースからまくって快勝。2着に1号艇の遠藤エミ(滋賀)、3着に2号艇の細川裕子(愛知)が入り、3連単3-1-2で3660円の12番人気決着となっている。
2日目のメインカードは12Rの「ドリーム戦2nd」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<徳山 2日目 12R ドリーム戦2nd>
1号艇 田口 節子(岡山)今期1コース1着率83%
2号艇 中谷 朋子(兵庫)今期2コース1着率28%
3号艇 佐々木裕美(山口)今期3コース1着率10%
4号艇 實森 美祐(広島)今期4コース1着率0%
5号艇 高憧 四季(大阪)今期5コース1着率11%
6号艇 薮内 瑞希(岡山)今期6コース1着率6%
※()内は支部
1号艇で登場するのは田口節子【冒頭の写真】だ。初日に3コースまくり差しと5コースまくりを決めて2連勝をマーク。前節の大村ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vに向けて最高のスタートを切った。2日目は6R2号艇と12R1号艇の内枠2走。開幕4連勝をめざす。
田口は今期インで23戦19勝の1着率83%。これは女子ではナンバーワンの成績だ。今期に入って田口のイン戦を破った選手は魚谷智之、宮地元輝、中澤和志、中里優子の4人。すなわち女子相手には1回しか負けていない。今節も鉄壁のイン戦を見せるのか。
もう1人初日2連勝をマークしたのは4号艇の實森美祐(広島27歳)【写真上】だ。前半2Rではインから逃げ切れず湯淺紀香がまくり差したが、2マークでツケマイ(同体まくり)を決めて1着とし、後半9Rでは5コースまくり差しで2番手につけ、先頭を走っていた池田浩美を3周2マークで大逆転して1着。いずれも決まり手は"抜き"での白星となった。
實森が今節手にしたモーター71号機は2連対率5位タイの好素性機。初日からさっそく好パワーを見せただけに2日目以降も目が離せない。