レースリポート
平和島優勝戦は3コース巧者・三浦永理が平山智加の強敵
2023.10.21
ボートレース平和島のオールレディース(10月16日~21日開催)は20日、5日目が終了。21日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<平和島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 平山 智加(香川)今期1コース1着率81%
2号艇 日高 逸子(福岡)今期2コース1着率10%
3号艇 三浦 永理(静岡)今期3コース1着率26%
4号艇 藤原 菜希(東京)今期4コース1着率9%
5号艇 廣中智紗衣(東京)今期5コース1着率11%
6号艇 前田 紗希(埼玉)今期6コース1着率0%
※()内は支部
予選トップ通過の平山智加(香川38歳)【写真上】が準優12Rをイン逃げで快勝し、ポールポジションを獲得。4・1・1・1・1・1・1・2・1着と節間7勝をマークするピンラッシュで、今年3回目の優勝に王手をかけた。
平山は今期インで31戦25勝の1着率81%という女子トップクラスの数字。今節もここまで2日目12R、4日目12R、5日目12Rと3回のイン戦があったが、いずれもきっちり逃げ切っている。優勝戦でも鉄壁の走りを見せて栄冠をつかむか。
ただ、何が起きるかわからないのが平和島水面。平和島の最近5節の優勝戦結果を見ると、4コースまくり、1コース逃げ、1コース抜き、3コース差し、2コース差しとなっており、純粋なイン逃げは1本しか決まっていない。
侮れないのは3号艇の三浦永理(静岡40歳)【冒頭の写真】だろう。今期3コースは19戦5勝で1着率26%をマーク。8月の津レディースチャンピオンでは準優で3コースまくり差しを決めてインの川野芽唯を破り、同月の浜名湖ヴィーナスシリーズではドリーム戦で3コースまくりを決めてインの長嶋万記を破るなど、赤いカポックで次々と強敵を倒してきた。平山を相手にどんな走りを見せるのか楽しみだ。
舟券のカギは5号艇の廣中智紗衣か。今期5コースは19走して1着2本(1着率11%)、2着2本(2連対率21%)、3着8本(3連対率63%)をマーク。アウトからでも連絡みが多いだけに目が離せない。