レースリポート
地元・中村かなえがドリーム1号艇 低勝率機の立て直しへ 平和島
2023.10.15
ボートレース平和島のオールレディース(10月16日~21日開催)が16日に開幕する。A1勢からは日高逸子(福岡)、岩崎芳美(徳島)、大瀧明日香(愛知)、堀之内紀代子(岡山)、廣中智紗衣(東京)、宇野弥生(愛知)、三浦永理(静岡)、平山智加(香川)が参戦。そのほかにも山川美由紀(香川)、櫻本あゆみ(群馬)、藤原菜希(東京)、中村かなえ(東京)らの楽しみなメンバーが集結する。
初日のメインカードは12Rの「レディースドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<平和島 初日 12R レディースドリーム>
1号艇 中村 かなえ(東京)今期1コース1着率50%
2号艇 堀之内紀代子(岡山)今期2コース1着率25%
3号艇 西岡 成美(徳島)今期3コース1着率29%
4号艇 宇野 弥生(愛知)今期4コース1着率19%
5号艇 廣中 智紗衣(東京)今期5コース1着率12%
6号艇 大瀧 明日香(愛知)今期6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは地元の中村かなえ(東京30歳)【冒頭の写真】だ。当初は大山千広が1号艇の予定だったが、欠場となったため中村が2号艇から1号艇に繰り上がる格好となった。
中村は今期インで20戦10勝の1着率50%。この20走でトップスタートが11本もある。トップスタートを決めたときは11戦6勝のオール3連対と安定した成績を残しており、逆に2番手スタート以下だったときは9戦4勝で4着以下が4本と大敗も目立ってくる。やはりスタートが大きなカギを握ってきそうだ。
やや気になるのはモーターだ。中村が今節手にした26号機は2連対率28.1%で、これは平和島現モーター65基のなかで49位の数字。今節使用46基のなかでは最下位の46位だ。低勝率機の立て直しが急務となってくるだろう。
2~4号機には堀之内紀代子、西岡成美(徳島27歳)【写真上】、宇野弥生と速攻力のある選手が並ぶ。今年のまくり1着本数は堀之内が37本、西岡が11本、宇野が13本といずれも2ケタに到達している。3人のうちの誰かがまくりを狙ってくる可能性大。中村がこれを受け止めて逃げ切れるかが焦点となってきそうだ。