女子賞金ランク8位の川野芽唯と10位の田口節子が優勝戦で対決　大村

　ボートレース大村(ナイター)のヴィーナスシリーズ（10月10日～15日開催）は14日に5日目が終了。15日に行われる優勝戦のメンバーとデビューから通算の優出、優勝回数は以下のとおり。

＜大村 最終日 12R 優勝戦＞
1号艇 川野　芽唯（福岡）優出80回目 14V
2号艇 田口　節子（岡山）優出229回目69V
3号艇 平高　奈菜（香川）優出134回目33V
4号艇 深見亜由美（愛知）優出1回目 0V
5号艇 深川麻奈美（福岡）優出36回目　2V
6号艇 高憧　四季（大阪）優出12回目　1V
　()内は支部

　予選トップ通過の川野芽唯【冒頭の写真】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得した。2連対率1位のエースモーター19号機とコンビを組み、1･6･1･1･1･3･1･1･1着と9戦7勝のピンラッシュ。9走すべて展示1番時計をマークするなど圧倒的な快速パワーでV争いを引っ張ってきた。

　川野は今年の女子賞金ランキングが現在8位で獲得賞金は約2905万円。ここで優勝して賞金99万円を上積みすれば3000万円の大台に乗り、クイーンズクライマックス出場がほぼ確実な状況となってくる。6年ぶり3回目のベスト12入りへ前進するのか。

　侮れないのは2号艇の田口節子【写真上】だ。今節ここまで3･2･1･1･2･2･1･3･1着でただ1人のオール3連対。2日目から展示1番時計7連発中と川野に負けず劣らずの快速パワーを見せている。

【今節平均展示順位ベスト5】
1位　川野　芽唯　1.00 （優勝戦1号艇）
2位　田口　節子　1.33 （優勝戦2号艇）
3位　平高　奈菜　1.44 （優勝戦3号艇）
4位　小林　愛実　1.71
5位　滝川真由子　1.78

　また田口は今節平均STがコンマ12という充実ぶり。川野がコンマ19とやや自重気味なことを考えると、田口がスリットで先手を奪う可能性も高いだろう。

　田口は今年の女子賞金ランキングが現在10位。5年連続7回目のクイーンズクライマックス出場へあとひと踏ん張りという状況だ。ここで優勝してボーダー付近から一歩抜け出したい。