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レースリポート

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シリーズリーダー争いは田口節子ら4人が1点差にひしめく大混戦に

2023.10.13

 ボートレース大村(ナイター)のヴィーナスシリーズ(10月10日~15日開催)は12日、3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位 田口 節子(岡山) 9.20
2位 川野 芽唯(福岡) 9.00
3位 中谷 朋子(兵庫) 9.00
4位 平高 奈菜(香川) 9.00
5位 深川麻奈美(福岡) 8.40
6位 滝川真由子(長崎) 8.20
7位 樋口由加里(岡山) 7.80
8位 新田 芳美(徳島) 7.80
9位 深見亜由美(愛知) 7.50
10位 勝浦 真帆(岡山) 7.20
11位 高憧 四季(大阪) 7.20
12位 津田 裕絵(山口) 6.40
13位 池田 紫乃(長崎) 6.20
14位 野田 祥子(長崎) 6.00
15位 野田部宏子(福岡) 5.80
16位 土屋実沙希(静岡) 5.80
17位 関野  文(大阪) 5.60
18位 湯淺 紀香(群馬) 5.50
 ※()内は支部

 シリーズリーダー争いが、まれに見る大混戦となってきた。田口節子(岡山42歳)【冒頭の写真】が得点率9.20で首位に立ち、2~4位の川野芽唯、中谷朋子、平高奈菜が得点率9.00で追走。首位の田口が5走46点、4位の平高が5走45点となっており、わずか1点差のなかに4人がひしめいている状態だ。

 13日の4日目は田口が4R4号艇と10R1号艇、川野が9R1号艇、中谷が5R2号艇(※後半11R3号艇は一般戦)、平高が7R進入固定戦の2号艇(※後半12R4号艇は一般戦)で登場。誰が予選をトップ通過してV争いの主導権を握るのか目が離せない。

 準優進出争いも混戦ムードだ。現状ボーダーは得点率5.50と低めの数字。多くの選手に予選突破のチャンスが残されている。

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 18位につけているのは湯淺紀香(群馬24歳)【写真上】だ。3日目2Rで3コースまくりを決めてデビュー通算3勝目をマーク。5・2・5・1着で準優圏内まで上がってきた。湯淺は2021年12月デビューの129期生。初の準優出をめざして4日目は5R5号艇(※後半12R6号艇は一般戦)で勝負駆けに臨む。

 22位には地元26歳、126期の山口真喜子(長崎)がつけている。山口は前期にF3を切って180日間(2月10日~8月8日)の長期F休みがあり、今節が復帰4節目。初日に4コースまくりで復帰後初となる"まくり"での1着を奪うなど、徐々に本来の走りを取り戻しつつある印象だ。準優出となれば昨年11月の大村一般戦(優出6着)以来で約11カ月ぶり。4日目は1R6号艇と5R3号艇で予選突破を狙う。

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