レースリポート
12Rはイン8連勝中の高憧四季とエース19号機の川野芽唯らが対決 大村
2023.10.12
ボートレース大村(ナイター)のヴィーナスシリーズ(10月10日~15日開催)は11日に、2日目が終了した。中谷朋子(兵庫)が1・1・2着で予選首位をキープ。予選2位に田口節子(岡山)、予選3位に川野芽唯(福岡)がつけている。
さて中盤戦に入る大村ヴィーナスシリーズだが、3日目の注目カードには12Rを挙げたい。メンバーとそれぞれのモーターの2連対率(機%※小数点以下四捨五入)と順位は次のとおり。
<大村 3日目 12R 予選特選>
1号艇 高憧 四季(大阪)機34%28位タイ
2号艇 関野 文(大阪)機29%38位
3号艇 山田 理央(香川)機34%27位
4号艇 小林 愛実(岡山)機51% 2位タイ
5号艇 川野 芽唯(福岡)機61% 1位
6号艇 土屋実沙希(静岡)機45% 7位
※()内は支部
1号艇は高憧四季(大阪23歳)【冒頭の写真】。今節手にしたモーター47号機は2連対率28位タイの中堅機だが、高憧は前検で3位タイの好タイムを出し、ここまで3走で展示1番時計2本と快速パワーを披露。3・1・4着で予選10位につけている。
高憧は今期インで9戦8勝の1着率89%という好成績。現在イン8連勝中で、これは自己記録を更新中だ(※これまでの自己ベストは昨年12月にマークしたイン6連勝)。今節も初日にイン逃げを決めたばかり。このレースも勝ち切ってイン9連勝に伸ばすのか。
対抗1番手は5号艇の川野芽唯(福岡37歳)【写真上】か。1・6・1・1着で予選3位につける活躍。エースモーター19号機とコンビを組み、ここまで4走すべて展示1番時計と前評判どおりの快速パワーを見せている。外枠でも攻め切る力は十分だろう。
4号艇の小林愛実も楽しみだ。今節手にしたモーター76号機は2連対率2位タイ。これまで9節走って6優出1Vを誇り、現在3節連続優出中の注目機だ。小林は初日に2コース差しで1着をマーク。2日目3Rでは展示航走で転覆して本番レース欠場(得点から-5点)のアクシデントもあったが、好パワーを見せているだけに侮れない。
6号艇の土屋実沙希が今節手にしたモーターは女子戦ファンなら記憶に新しいであろう75号機。7月のオールレディースで藤原菜希が乗り、4・2・1・1・1・1・1・1・1・5着と道中7連勝をマークして優出5着に入ったモーターだ。大外枠でも目が離せない存在になる。