レースリポート
超快速のエース19号機は川野芽唯がゲット!初日ドリーム4号艇 大村ヴィーナスシリーズ
2023.10.10
ボートレース大村のヴィーナスシリーズ(10月10日~15日開催)が10日に開幕する。A1勢からは中谷朋子(兵庫)、田口節子(岡山)、松本晶恵(群馬)、川野芽唯(福岡)、平高奈菜(香川)、高憧四季(大阪)が参戦。秋のナイター水面で激戦を演じる。
初日のメインカードは12Rの「発祥地ドリーム」。以下のメンバーで争われる。
<大村 初日 12R 発祥地ドリーム>
1号艇 中谷 朋子(兵庫)今期1コース1着率81%
2号艇 田口 節子(岡山)今期2コース1着率29%
3号艇 松本 晶恵(群馬)今期3コース1着率30%
4号艇 川野 芽唯(福岡)今期4コース1着率14%
5号艇 平高 奈菜(香川)今期5コース1着率0%
6号艇 滝川真由子(長崎)今期6コース1着率0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは中谷朋子(兵庫47歳)【写真上】だ。今期インは26戦21勝で1着率81%。これは女子レーサーでは長崎支部・126期の山口真喜子(2走100%)、高憧四季(8走88%)、海野ゆかり(28走82%)、守屋美穂(32走81%)に次ぐ5位の数字だ。このドリーム戦でも鉄壁の走りを見せて逃げ切るのか。
中谷は今年の女子賞金ランキングが現在14位。クイーンズクライマックス出場権争いの真っ只中にいる。今節は大きな賞金の上積みを狙いたいだけに、まずはドリーム戦をしっかり勝ち切ってV争いを優位に進めたいところだ。
侮れないのは4号艇の川野芽唯(福岡37歳)【冒頭の写真】だろう。今節手にしたモーターは19号機。2連対率60.7%で1位のエース機だ。これまで9節走って5優出2Vという抜群の実績。6月の一般戦で今井貴士がオール3連対V、7月の一般戦で今泉友吾がオール2連対Vを飾っている。女子戦ファンなら7月のオールレディースで下野京香が節間4勝の大暴れを見せたのが記憶に新しいだろう。
このモーターの特徴は快速パワーで、平均展示順位が1.14という異次元の数字。これまで79走して展示1番時計が69本(87%)もあり、2番時計が9本、3番時計が1本、4番時計以下は1回もない。川野は前検タイム1位をマークしてさっそくそのパワーを披露。ドリーム戦4号艇でどんな攻めを見せるのか目が離せない。