レースリポート
女子賞金15位の小芦るり華が予選落ちの危機で勝負駆け 福岡オールレディース
2023.10.02
福岡オールレディース(9月30日~10月5日開催)は2日に、3日目が終了した。竹井奈美(福岡)が1・1・2・1・2・2着のオール2連対で予選首位に浮上。予選2位に渡邉優美(福岡)、予選3位に魚谷香織(福岡)、予選4位に日高逸子(福岡)がつけており、地元福岡勢が1~4位を独占している。
さて予選最終日を迎える4日目だが、勝負駆けの注目カードは12Rになりそうだ。
<福岡 4日目 12R 福岡選抜>
1号艇 小芦るり華(佐賀) 予選18位
2号艇 森下 愛梨(静岡) 予選17位
3号艇 日高 逸子(福岡) 予選4位
4号艇 深川麻奈美(福岡) 予選7位
5号艇 香川 素子(滋賀) 予選8位
6号艇 岸 恵子(徳島) 予選16位
予選16、17、18位の岸恵子、森下愛梨(静岡26歳)【写真下】、小芦るり華(佐賀26歳)【冒頭の写真】が登場する。各選手とも4日目は2回走りで、前半カードは岸が5R4号艇、森下が6R1号艇、小芦が2R5号艇となっている。まずはどんな状況で12Rを迎えるのか注目しておきたい。
小芦は今節ここまで2・3・4・3・5・4着で白星なしと苦戦気味。今年21節走っている小芦だが、開幕から6走して1着ゼロというのは2月蒲郡のG2レディースオールスター、6月鳴門のG3ウエスタンヤング、7月唐津のG2MB大賞に続いてこれが4節目という珍しいケースだ。
果たして4日目から立て直してくるのか。小芦は今年インで45戦36勝の1着率80%という女子トップクラスの数字。底力を見せてこの12Rをきっちり勝ち切りたいところだ。
小芦は今年の女子賞金ランキングが現在15位でクイーンズクライマックス出場権争いの真っ最中。賞金を上積みするためにも準優切符は是が非でもつかみ取りたい。
森下愛梨は今節ここまで2・3・6・2着で予選17位。4日目は1号艇と2号艇の内枠2走となるだけに一気に順位を上げたいところだ。前節の浜名湖男女ダブル戦で自身2回目の優出を果たすなど近況リズム上々なだけに目が離せない。
岸恵子は4・1・5・4・1着で予選16位。2014年の福岡オールレディース覇者が勝負駆けで意地を見せるのか注目だ。