優勝戦は3号艇・平山智加と4号艇・松尾夏海の香川勢が攻める　宮島

　宮島オールレディース（9月18日～23日開催）は22日、5日目が終了。23日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。

＜宮島 最終日 12R 優勝戦＞
1号艇 渡邉　優美（福岡）今期1コース1着率69％
2号艇 海野ゆかり（広島）今期2コース1着率19％
3号艇 平山　智加（香川）今期3コース1着率29％
4号艇 松尾　夏海（香川）今期4コース1着率23％
5号艇 藤堂　里香（福井）今期5コース1着率0％
6号艇 後藤　美翼（東京）今期6コース1着率0％
　※()内は支部

　予選トップ通過の渡邉優美が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。前々節の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来となる2節ぶりの優勝に王手をかけた。今節ここまで2･1･1･1･3･1･3･1･1着のオール3連対という充実ぶり。今年3回目の優勝へ突き進むか。

　展開のカギを握るのは中枠の香川勢2人だろう。3号艇の平山智加(香川38歳)【冒頭の写真】は今期3コースで21戦6勝の1着率29％と好調。まくりで3勝、差しで2勝、恵まれで1勝をマークしている。この21走でトップスタートが9本もあり、スリットで先手を奪って自在に攻め切るケースが多い。優勝戦でどんな仕掛けを見せるのか注目だ。

　4号艇の松尾夏海(香川31歳)【写真上・左】は今節ここまで9走すべて展示1番時計という快速ぶり。またスタートもコンマ15、13、18、10、12、16、16、13、09と抜群の安定ぶりを見せている。平山の仕掛け次第だが、優勝戦でカドから一気に攻め切る力は十分だろう。

　松尾は7月の蒲郡オールレディース優勝戦で6コースまくり差しを決めて3連単4万円台の大穴をあけて優勝したばかり。今節も波乱の立役者となるのか。