レースリポート
ヤングダービー 振り幅大きい二刀流タレント・西永彩奈さんが推す女性レーサーは?
2023.09.20
下関のプレミアムG1「第10回ヤングダービー」はきょう20日が2日目。最終12Rは人気&実力、いずれ劣らぬオール女子の戦いである(下図参照)。
展開の中心は1号艇の大山千広だが、2連対率54.4%の良機56号機に乗る4号艇の土屋南も注目される。カド位置ならばなおのこと。ダッシュ力を生かし攻め切る可能性への期待だ。あとはスタート次第となろう。
そのスタート面で1歩リードしているのが5号艇の中村かなえ(東京支部30歳・9月4日が誕生日)【写真2枚】。12R参戦の6名中、ただ1人フライングを持っていない。持ち前の迫力あるターンを繰り出す条件は整っている。
お茶の水女子大学理学部で化学を学び、その後大学院に進んだ「リケジョ」の専攻は「溶解している液体の分子構造」。水面状況や起こし位置とスタートの関係性など、気付いたことを迷わずノートに書き込み検証する科学者だが、意外なことに冒険家の顔を持つ。
「なんでもやってみるタイプ…」は様々なスポーツのほか、野宿しながらサイクリングをするなど野生的な一面も有しているのだ。
つまり、「振り幅が大きい」レーサーである。
下関のヤングダービーを伝えるボートレース公式YouTubeの2日目ゲストは、グラビアアイドルとして人気を集める一方、雑誌の副編集長としても活動する西永彩奈さん。まさに「振り幅が大きいタレント」として12Rは誰を推すのか、気になるところ。あくまでも憶測ではあるが、中村かなえを指名するような気がしてならない。