レースリポート
守屋美穂が地元児島ヴィーナス優勝 女子賞金2位でQC初日1号艇に前進
2023.09.17
児島ヴィーナスシリーズ(9月12日~17日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の守屋美穂(岡山34歳)【写真3枚】が快勝。インからコンマ07のトップスタートで逃げ切った。2着には2号艇の田口節子(岡山)、3着には3号艇の竹井奈美(福岡)が入り、3連単1-2-3で510円の1番人気決着となっている。
勝った守屋は1月の宮島ヴィーナスシリーズ、6月の丸亀ヴィーナスシリーズ、7月の桐生ヴィーナスシリーズに続く今年4回目の優勝で通算31V。地元児島では2016年オールレディース、2021年ヴィーナスシリーズ、2021年男女ダブル戦、2021年一般戦、2022年オールレディースに続いて6回目の優勝となった。
今節の守屋は2・1・3・1・2・2・2・1・1・1・1着。「今節は山下友貴さん(同期)のアドバイスのおかげで、劇的に良くなりました」と感謝を口にしていた。前節の多摩川オールレディース(優出2着)から休みなしの中0日で参戦した守屋は、節間オール3連対で他を寄せつけず頂点に立った。特に光ったのはイン戦での強さで、初日12Rではコンマ10のトップスタート、4日目12Rでもコンマ08のトップスタート、5日目12Rの準優では、またもコンマ05のトップスタート、最終日12Rの優勝戦ではコンマ07のトップスタートと、今節イン4走はすべてトップスタートでの逃げという圧巻の内容だった。
守屋はこの優勝で賞金77万円を獲得。今節開幕時点で今年の女子賞金ランキングは3位だったが、この活躍で2位へ上がってきた。
守屋は2021年、2022年と最近2年続けて女子賞金ランキング3位でクイーンズクライマックスに出場。トライアル初日は2号艇となり、2021年は2コースから3着、2022年は2コースから2着という結果だった。悲願のクイーンズクライマックス初制覇を果たすには、やはりトライアル初日の1号艇が欲しいところ。今節はその目標に向けて大きく1歩前進するシリーズになった。
【2023年女子賞金ランキング】(9月17日終了時点)
1位 遠藤 エミ 38,837,000円
2位 守屋 美穂 34,306,000円 (児島優勝戦1着)
3位 長嶋 万記 33,919,000円
4位 高田 ひかる※30,627,000円
5位 渡邉 優美 29,030,000円
6位 浜田 亜理沙 27,936,000円
7位 平山 智加 25,949,000円
8位 倉持 莉々※25,813,000円
9位 川野 芽唯 25,775,000円
10位 三浦 永理 25,636,000円
11位 寺田 千恵 25,478,000円 (児島優勝戦6着)
12位 田口 節子 25,220,000円 (児島優勝戦2着)
13位 中谷 朋子 23,317,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
14位 西橋 奈未 22,993,000円
15位 大瀧 明日香 22,780,000円
16位 堀之内紀代子 21,633,000円
17位 宇野 弥生 21,611,000円
18位 小芦 るり華 21,446,000円
19位 細川 裕子 21,023,000円
20位 藤原 菜希 20,906,000円
21位 岩崎 芳美 20,341,000円
22位 清埜 翔子 20,109,000円
―――レディースチャレンジカップ出場ボーダー――
23位 平田 さやか 19,939,500円
24位 大山 千広 19,811,000円
25位 金田 幸子 19,684,000円 (児島優勝戦4着)
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53位 竹井 奈美 13,810,000円 (児島優勝戦3着)
70位 薮内 瑞希 11,807,000円 (児島優勝戦5着)
(※高田ひかるはF休みでレディースチャレンジカップ欠場)
(※倉持莉々はあっせん辞退中のため欠場見込み)