初日ドリーム戦は遠藤エミと小野生奈が低調機　宮島オールレディース

　宮島オールレディース（9月18日～23日開催）が18日に開幕する。A1勢からは日高逸子（福岡）、中谷朋子（兵庫）、平山智加（香川）、川野芽唯（福岡）、遠藤エミ（滋賀）、渡邉優美（福岡）が参戦。そのほかにも山川美由紀（香川）、海野ゆかり（広島）、小野生奈（福岡）ら楽しみなメンバーが登場する。

　初日のメインカードは12Rの「ドリーム1st」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜宮島 初日 12R ドリーム1st＞
1号艇　遠藤　エミ（滋賀） 今期1コース1着率65％
2号艇　山川美由紀（香川） 今期2コース1着率20％
3号艇　海野ゆかり（広島） 今期3コース1着率14％
4号艇　川野　芽唯（福岡） 今期4コース1着率13％
5号艇　小野　生奈（福岡） 今期5コース1着率0％
6号艇　後藤　美翼（東京） 今期6コース1着率0％
　※()内は支部

　初日ドリーム戦組はモーター抽選で明暗が分かれた。1号艇の遠藤エミ(滋賀35歳)【冒頭の写真】が手にしたモーター51号機は2連対率29.6％で、今節使用45基のうち下から2番目の44位。これまで26節走って4優出0Vという低調機だ。また5号艇の小野生奈(福岡34歳)【写真上】が手にしたモーター64号機も2連対率28.6％で、今節使用45基のなかで最も低い45位。これまで26節走って2優出0Vと苦戦している。

　2連対率ワースト2基のモーターを引いてしまった主力の遠藤と小野がどんな舟足を見せるのか気になるところ。初日は遠藤が4R2号艇と12R1号艇、小野が8R2号艇と12R5号艇の2回走りになるだけに、前半カードでの走りに注視しておきたい。

　もし2人の気配に不安があるようなら、3号艇の海野ゆかりに注目したい。手にしたモーター15号機は2連対率16位で、前節の一般戦で佐々木完太が優出5着に入る活躍を見せていたモーターだ。

　海野はこれまで地元宮島の3コースで幾度も見せ場をつくってきた選手。2003年宮島お盆レースの優勝戦での3コースまくり差しV、2014年宮島男女ダブル戦の優勝戦での3コース差しV、2017年宮島レディースオールスターの準優での3コースまくりなど挙げればキリがない。今年1月の宮島ヴィーナスシリーズでも準優で3コースまくりを決めてインの長嶋万記を破ったばかりだ。赤いカポックの海野は軽視できない。