レースリポート
地元の薮内瑞希が予選4位浮上 自身初の準優1号艇めざす 児島ヴィーナス
2023.09.14
児島ヴィーナスシリーズ(9月12日~17日開催)は14日、3日目が終了した。守屋美穂(岡山)が2・1・3・1・2・2着で予選首位をキープ。2位以下には田口節子(岡山)、小林愛実(岡山)、薮内瑞希(岡山)が続き、地元岡山支部が予選1~4位を独占している。
さて予選最終日を迎える4日目だが、注目カードには10Rを挙げたい。
<児島 4日目 10R 予選特賞>
1号艇 薮内 瑞希(岡山) 予選4位
2号艇 山下 友貴(静岡) 予選15位
3号艇 藤原 早菜(岡山) 予選35位
4号艇 喜多須杏奈(徳島) 予選7位
5号艇 平高 奈菜(香川) 予選18位
6号艇 田上 凜(大阪) 予選37位
※()内は支部
1号艇に座るのは地元の薮内瑞希(岡山27歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで4・1・4・1・2着で予選4位の活躍。手にしたモーター29号機は前節の一般戦で小池修平が優勝戦1号艇(2着)に乗った注目機で、そのパワーをしっかり引き出してきた。
薮内はこれまで準優出が21回あるが、その枠番は2号艇が2回、3号艇が2回、4号艇が2回、5号艇が10回、6号艇が5回。まだ1号艇は1回もない。2020年12月の丸亀男女ダブル戦で予選4位、2021年12月の福岡クイーンズクライマックスシリーズ戦で予選5位に入るなど上位争いに加わった経験はあるが、準優ポールポジションはまだつかめていない。
4日目は6R2号艇と10R1号艇の内枠2回走りで登場。自身初の準優1号艇なるか。
もう1人注目したいのは5号艇の平高奈菜(香川36歳)【写真上】だ。今節ここまで2・6・5・6・3・1着で予選18位。なんとか準優圏内まで巻き返してきた。
今節の平高は5走目までのSTがコンマ21、22、22、40、25とかなり自重気味だったが、6走目となった3日目11Rではコンマ14の好スタートでイン逃げ快勝。F持ちの苦しい状況のなか徐々にスタート勘をつかんできており、4日目は準優進出をめざしてどんな走りを見せるのか目が離せない。4日目は2R2号艇と10R5号艇で登場する。