守屋美穂ら地元岡山勢が予選1～5位独占　2日間で1着13本と圧倒　児島ヴィーナス

2023.09.13

　児島ヴィーナスシリーズ（9月12日～17日開催）は13日、2日目が終了した。2日目メインカードの12R「クラリスドリーム」は2号艇の中里優子（埼玉）が快勝。2コースから鮮やかなまくりを決めた。2着には4号艇の若狭奈美子（岡山）が入線。1号艇の田口節子（岡山）は3着に終わり、3連単2-4-1で3万7390円の55番人気決着となっている。

　2日目を終えての予選上位10人は以下のとおり。

1位　守屋　美穂（岡山） 9.75
2位　田口　節子（岡山） 9.75
3位　樋口由加里（岡山） 9.33
4位　寺田　千恵（岡山） 8.50
5位　金田　幸子（岡山） 8.33
6位　中里　優子（埼玉） 8.25
7位　竹井　奈美（福岡） 8.25
8位　小林　愛実（岡山） 8.00
9位　高憧　四季（大阪） 7.50
10位勝浦　真帆（岡山） 7.33
　※()内は支部

　圧倒的な強さを見せているのが地元の岡山支部。予選首位の守屋美穂(岡山34歳)【冒頭の写真】をはじめ、予選1～5位を独占している状態だ。ここまで2日間の全24レースで岡山勢が1着13本（54％）をマーク。初日7勝、2日目6勝と、すさまじいピンラッシュを演じている。

　ただ、これは驚くべきことでもない。児島での女子レース最近10節での岡山支部の優出は以下のとおり。

【児島女子レース最近10節岡山支部勢の優出】
2019年5月　VS　若狭奈美子1着、樋口由加里2着、守屋美穂4着
2019年12月 W　田口節子2着、土屋南4着、寺田千恵5着
2020年2月　AL　田口節子1着、土屋南2着、若狭奈美子3着、樋口由加里4着
2020年11月 AL　守屋美穂2着、堀之内紀代子3着
2021年3月　VS　守屋美穂1着、田口節子2着、金田幸子4着、堀之内紀代子5着
2021年5月　W　守屋美穂1着、金田幸子4着、田口節子5着
2021年7月　AL　田口節子1着、堀之内紀代子3着
2022年1月　VS　土屋南1着、寺田千恵3着、赤澤文香5着、田口節子6着
2022年11月 AL　守屋美穂1着、寺田千恵3着、堀之内紀代子4着、土屋南5着
2023年3月　VS　田口節子1着、寺田千恵2着、金田幸子4着
（※VSはヴィーナスシリーズ、Wは男女ダブル戦、ALはオールレディース）

　最近10節でのべ32人が優出。実に1節平均3.2人になる。しかも近況6節連続で岡山勢が優勝中。遠征勢の前に大きな壁として立ちはだかっている。