レースリポート
初日連勝の地元・田口節子が2日目ドリーム1号艇 児島ヴィーナスシリーズ
2023.09.12
児島ヴィーナスシリーズ(9月12日~17日開催)が開幕した。初日メインカードの12R「ヴィーナスドリーム」は1号艇の守屋美穂(岡山)が快勝。インからコンマ10のトップスタートで逃げ切った。2着には5号艇の金田幸子(岡山)、3着には2号艇の竹井奈美(福岡)が入り、3連単1-5-2で3180円の11番人気決着となっている。
2日目のメインカードは12Rの「クラリスドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<児島 2日目 12R クラリスドリーム>
1号艇 田口 節子(岡山)今年1コース1着率83%
2号艇 中里 優子(埼玉)今年2コース1着率22%
3号艇 喜井つかさ(岡山)今年3コース1着率17%
4号艇 若狭奈美子(岡山)今年4コース1着率7%
5号艇 高憧 四季(大阪)今年5コース1着率8%
6号艇 薮内 瑞希(岡山)今年6コース1着率5%
1号艇で登場するのは田口節子(岡山42歳)【冒頭の写真】。初日に5コースまくり差しと4コース抜きで圧巻の2連勝を飾る好スタートを切った。田口は今年インで29戦24勝の1着率83%をマーク。わずか5敗しかしておらず、そのうち2敗はSGで喫したものだ。女子戦の1号艇となればほぼ鉄壁といっていいだろう。
ただ不安要素がないわけでもない。田口は今年3月の児島ヴィーナスシリーズで優勝しているが、そのとき初日ドリーム戦では1号艇でイン戦3着に敗れて3連単1万6310円の高配当を献上。また2021年7月の児島オールレディースでも田口は優勝しているが、そのときも初日ドリーム戦では1号艇でイン戦2着に敗れて3連単1万3680円を出している。なぜか児島女子レースのドリーム戦1号艇は相性いまひとつ。今節はきっちり勝ち切りたいところだ。
舟券のカギは4号艇の若狭奈美子【写真上】か。初日8Rの6号艇では好ピット離れから4コース戦となり、コンマ01のトップスタートを決めてまくり強襲。5コースの川井萌にまくり差されて3着に終わったが、見せ場をつくるレースだった。このドリーム戦は4号艇で再び4コース戦が予想されるだけに、どんな攻めを見せるのか注目したい。