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初日ドリーム戦は守屋美穂1号艇 展開のカギは平高奈菜か 児島ヴィーナスシリーズ

2023.09.11

 児島ヴィーナスシリーズ(9月12日~17日開催)が12日に開幕する。A1勢からは寺田千恵(岡山)、田口節子(岡山)、平高奈菜(香川)、守屋美穂(岡山)、喜井つかさ(岡山)、高憧四季(大阪)が参戦。A1級4人を擁する地元岡山勢がV争いを引っ張る展開となりそうだ。

 初日のメインカードは12Rの「ヴィーナスドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

<児島 初日 12R ヴィーナスドリーム>
1号艇 守屋 美穂(岡山)今年1コース1着率80%
2号艇 竹井 奈美(福岡)今年2コース1着率25%
3号艇 寺田 千恵(岡山)今年3コース1着率8%
4号艇 平高 奈菜(香川)今年4コース1着率5%
5号艇 金田 幸子(岡山)今年5コース1着率15%
6号艇 関野  文(大阪)今年6コース1着率0%

 1号艇で登場するのは守屋美穂(岡山34歳)【冒頭の写真・中央】だ。9月10日まで多摩川オールレディースを走って優出2着の活躍を見せ、そこから休みなしの中0日で児島に転戦してきた。

 守屋は地元児島で通算17優出5Vの実績。当地女子レースに限ると、2021年3月のヴィーナスシリーズで優勝、2021年5月の男女ダブル戦で優勝、2022年11月のオールレディースで優勝と3節連続V中だ。今節も圧倒的な強さを見せて優勝争いをリードするのか。まずは今年イン1着率80%の力をドリーム戦で見せたいところだ。

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 レース展開のカギを握るのか4号艇の平高奈菜(香川36歳)【写真上】か。5月~8月にかけて90日間のF休みがあり、今節が復帰2節目。前節の徳山一般戦ではシリーズ前半の3日間こそ5走のSTがコンマ19、23、25、25、23とかなり自重気味だったが、後半3日間の5走はコンマ16、09、16、05、13と鋭い踏み込みを連発していた。今節は初日から攻めの姿勢を見せてくるのか、それともスタート勘を完璧につかむまでは自重してくるのか。平高の走りに注目したい。

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