レースリポート
初Vめざす中村かなえと平川香織が大本命・渡邉優美に挑む! 浜名湖ヴィーナス
2023.09.02
浜名湖ヴィーナスシリーズ(8月29日~9月3日開催)は5日目が終了。3日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<浜名湖 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 渡邉 優美(福岡) 優出65回目、優勝12回
2号艇 中村かなえ(東京) 優出8回目、優勝0回
3号艇 平川 香織(埼玉) 優出4回目、優勝0回
4号艇 大山 千広(福岡) 優出65回目、優勝19回
5号艇 藤原 菜希(東京) 優出27回目、優勝6回
6号艇 長嶋 万記(静岡) 優出150回目、優勝41回
※()内は支部
予選トップ通過の渡邉優美が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。1・1・2・2・1・2・1・2・3・1着のオール3連対で優勝に王手をかけた。渡邉は今年優勝戦に7回乗っているが、そのSTはコンマ05、02、02、06、07、11、12で、平均STコンマ06という驚異的な安定ぶり。今節もスリットで先手を奪い、イン速攻を見せるのか。
デビュー初Vを狙うのは2号艇の中村かなえ(東京29歳)【冒頭の写真】と3号艇の平川香織(埼玉23歳)【写真下】だ。
中村かなえは準優で2コース差しを決めて優出切符を獲得。前節の戸田一般戦(優出4着)に続く優勝戦進出で、自身初の2節連続優出となった。今期2コースは18戦5勝で1着率28%と上々の成績。準優の再現を狙いたいところだ。中村は優勝戦翌日の9月4日が30歳の誕生日。デビュー初Vを自らへのプレゼントにして、2節後のPG1下関ヤングダービー(卒業年)に向かいたい。
平川香織は準優で5コース抜きの1着。イン先行する大山千広に対し、バック3、4番手の位置から2マーク全速で2番手に上がり、さらに2周1マークで鋭く差して大山を抜き去る衝撃的な逆転劇を演じた。2連対率6位の好モーター62号機を仕上げ、4日目から3連勝中と絶好調。平川にとって3連勝は自己ベストタイだ。
ちなみに平川は前回優出した6月の丸亀ヴィーナスシリーズでは、優勝戦2号艇でダッシュを選択して2カドという奇策を見せていた。今回もどんな作戦を練ってくるのか注目だ。