レースリポート
地元21歳の川井萌が予選5位浮上 自身初の準優1号艇めざす 浜名湖ヴィーナス
2023.08.31
浜名湖ヴィーナスシリーズ(8月29日~9月3日開催)は、8月31日に3日目が終了した。渡邉優美(福岡)が1・1・2・2・1・2着のオール2連対で予選首位に浮上。大山千広(福岡)が3・3・1・1・1・2着のオール3連対で予選2位につけている。
そして予選3位が古賀千晶(兵庫)、予選4位が藤原菜希(東京)、予選5位が川井萌(静岡)で、この3人が4日目12Rで直接対決。準優1号艇をかけた大一番となりそうだ。
<浜名湖 4日目 12R 予選特選>
1号艇 三浦 永理(静岡) 予選7位
2号艇 川井 萌(静岡) 予選5位
3号艇 野田なづき(佐賀) 予選8位
4号艇 古賀 千晶(兵庫) 予選3位
5号艇 岩崎 芳美(徳島) 予選16位
6号艇 藤原 菜希(東京) 予選4位
※()内は支部
2号艇の川井萌(静岡21歳)【冒頭の写真】は1・3・4・2・1着で予選5位。初日3コースまくり、3日目にイン逃げを決めるなど軽快な走りを見せている。今節手にしたモーター19号機は前節のお盆レースで菊地孝平が乗って優勝。節間10走で8本の展示1番時計を出し、まくり4本を決めていた快速モーターだ。
川井はこれまで準優出が6回あるが、その枠番は5号艇が2回、6号艇が4回だった。自身初の準優好枠をめざし、4日目は6R6号艇と12R2号艇で登場。デビュー初優出を狙ううえでも大事な一日だ。
4号艇の古賀千晶(兵庫42歳)【写真上】は1・4・3・1・1着。3日目に4コースまくり差しと3コース差しで圧巻の2連勝を飾り、前日予選13位から一気に3位まで上がってきた。もし準優1号艇となれば昨年5月の平和島一般戦以来だ。4日目は4R3号艇と12R4号艇の中枠2回走り。3日目にセンターで2連勝を飾った古賀が4日目も魅せるのか。
6号艇の藤原菜希は4・2・1・2・1着で予選4位。前節の平和島一般戦で優出2着に入るなど近況リズムを上げており、今節もV争いをにぎわす存在となってきた。前節平和島では6コースまくり差しの1着も奪っており、この12Rは6号艇でも侮れない存在だろう。