レースリポート
鳴門G2以上覇者の岩崎芳美、金田幸子、山川美由紀が優勝戦内枠に並ぶ! ヴィーナスシリーズ
2023.08.20
モーニングの鳴門ヴィーナスシリーズ(8月16日~21日開催)は5日目が終了。21日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<鳴門 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 岩崎 芳美(徳島)優出150回目 優勝22回
2号艇 金田 幸子(岡山)優出100回目 優勝14回
3号艇 山川美由紀(香川)優出377回目 優勝80回
4号艇 宇野 弥生(愛知)優出105回目 優勝19回
5号艇 浜田亜理沙(埼玉)優出 53回目 優勝 9回
6号艇 深川麻奈美(福岡)優出 34回目 優勝 2回
※()内は支部
岩崎芳美(徳島51歳)【冒頭の写真】は2020年の鳴門G2レディースオールスター覇者、金田幸子(岡山43歳)【写真下】は2013年の鳴門G1レディースチャンピオン覇者、山川美由紀は1999年の鳴門G1四国地区選手権覇者。鳴門の特別競走(G2以上)タイトルを持つ現役女子レーサーは4人(※もう1人は2022年鳴門G2レディースチャレンジカップ覇者の中村桃佳)しかいないが、そのうち3人が優勝戦の内枠に並ぶという展開になった。
岩崎は1・2・1・1・1・1・4・2・1着で節間6勝のピンラッシュ。2020年鳴門G2レディースオールスター以来となる約3年5カ月ぶりの優勝に王手をかけた。
今節の岩崎はインで3走しているが、初日12Rドリーム戦では差し切られて2着、3日目2Rではまくり差されながら道中逆転で1着、5日目12R準優でもまくり差されながら道中接戦を制して1着となっており、3走いずれも先行逃げではなかった。優勝戦ではきっちりイン逃げを決めたいところ。現在女子賞金ランキング25位という位置におり、レディースチャレンジカップ出場をめざすうえでも大事な優勝戦になる。
金田はこれがデビュー通算100優出の節目に。鳴門では優出10回目と相性が良く、これは地元の児島(13優出)に次いでレース場別で2番目に多い数字だ。
金田も現在女子賞金ランキング24位でレディースチャレンジカップ出場権争いの渦中。準優で2コース差しを決めているだけにその再現を狙いたい。
山川は準優で圧巻の3コースまくり一撃。優勝戦も3号艇となっただけにどんな攻めを見せるのか目が離せない。もし優勝となれば2019年1月の鳴門オールレディース以来の出来事。約4年7カ月ぶりの栄冠をめざす。