レースリポート
近況成長著しい小林愛実がデビュー初準優出へ挑戦! 鳴門ヴィーナスシリーズ
2023.08.18
モーニングの鳴門ヴィーナスシリーズ(8月16日~21日開催)は18日、3日目が終了した。地元の岩崎芳美(徳島)が予選首位をキープ。予選2位に宇野弥生(愛知)、予選3位に川野芽唯(福岡)がつけている。
さて予選最終日を迎える4日目だが、注目カードには11Rを挙げたい。
<鳴門 4日目 11R 特選>
1号艇 山川美由紀(香川) 予選10位
2号艇 岩崎 芳美(徳島) 予選1位
3号艇 道上 千夏(香川) 予選16位
4号艇 喜井つかさ(岡山) 予選13位
5号艇 小林 愛実(岡山) 予選15位
6号艇 森下 愛梨(静岡) 予選17位
※()内は支部
シリーズリーダーの岩崎芳美(徳島51歳)【写真上】が2号艇で登場する。今節ここまで1・2・1・1・1・1着で6戦5勝の準パーフェクトペース。初日に2コースまくり、2日目に4コース差しと3コースまくり、3日目に1コース抜きと4コースまくりで白星を挙げてきた。近況の岩崎は7月の桐生ヴィーナスシリーズでも道中5連勝をマークして優出2着に入るなど、勢いに乗ると豪快なピンラッシュを見せる傾向だ。
4日目の岩崎はこの11R2号艇の1回走り。大崩れさえなければ予選をトップ通過できるという余裕のある状況だ。2020年の鳴門G2レディースオールスター以来となる久々の優勝へ視界が開けてきた岩崎が、シリーズ後半戦でも白星を重ねるか。
勝負駆けの注目は5号艇の小林愛実(こばやし なるみ・岡山23歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで4・1・2・6・3着で予選15位。デビュー初の準優出へチャンスを迎えている。
小林は2020年11月デビューの127期生。現在6期目に入っている。これまで地道ではあるが1一度も勝率を落とすことなく一歩ずつ成績を上げてきた。
【小林愛実 期別成績】
1期目 勝率1.44 1着0本 平均ST.22 F0本 B2級
2期目 勝率1.61 1着0本 平均ST.21 F1本 B2級
3期目 勝率2.34 1着1本 平均ST.21 F0本 B1級
4期目 勝率2.80 1着1本 平均ST.21 F2本 B1級
5期目 勝率2.93 1着4本 平均ST.22 F1本 B1級
6期目 勝率3.83 1着2本 平均ST.19 F0本
(※6期目の今期は8月18日時点)
特に今期は勝率が前期より1点近くもアップ。課題だったスタートも改善し始めてきた。今期は1着こそ2本だが、2着10本、3着9本としぶとく連絡みするレースが増えたことが勝率上昇の要因となっている。
4日目は5R4号艇と11R5号艇で登場。どんな勝負駆けを見せるのか楽しみだ。