REPORT

レースリポート

(C)BOATRACE

予選上位の宇野弥生と赤井睦が12Rで対決 鳴門ヴィーナスシリーズ

2023.08.17

 モーニングの鳴門ヴィーナスシリーズ(8月16日~21日開催)は2日目が終了した。地元の岩崎芳美(徳島)が1・2・1・1着で予選首位を快走。予選2位に赤井睦(徳島)、予選3位に宇野弥生(愛知)がつけている。

 そして3日目12Rでは予選2、3位の2人が内枠で激突。目が離せない好カードだ。

<鳴門 3日目 12R 特選>
1号艇 宇野 弥生(愛知) 予選3位
2号艇 赤井  睦(徳島) 予選2位
3号艇 喜井つかさ(岡山) 予選13位
4号艇 道上 千夏(香川) 予選18位
5号艇 深川麻奈美(福岡) 予選7位
6号艇 犬童 千秋(福岡) 予選24位
 ※()内は支部

 1号艇の宇野弥生(愛知37歳)【冒頭の写真】は1・3・1・3着で予選3位。初日にイン逃げ、2日目に2コースまくりを決めて2勝をマークしている。宇野はこれまで鳴門は18節走って1優出0Vと相性いまひとつ。すでに全場で優出を記録している宇野にとって、1優出という数字はレース場別で丸亀と並んで最も少ない数字だ。しかし今節は水面相性の悪さを感じさせず、軽快な走りを見せてシリーズリーダー争いに加わっている。

 宇野は今期インで12戦9勝の1着率75%という好成績。ただこの12走でゼロ台スタートは2本だけと自重気味の印象だ。今期すでにF1本持ちとなっている影響か、今期インでの平均STはコンマ17と宇野らしくない数字。6月の若松戦ではインからコンマ32のスタートで3着に敗れて3連単5万円台、7月の下関戦ではインからコンマ26のスタートで6着に沈んで3連単10万円台と高配当になったレースもあった。勝負のカギはスタートになってきそうだ。

(C)BOATRACE

 2号艇の赤井睦(徳島34歳)【写真上】は3・1・1・1着で予選2位。2連対率1位のモーター37号機とのコンビで快走を連発し、初日後半からイン逃げ、3コースまくり、4コースまくり差しで3連勝し絶好調だ。ちなみに赤井の3連勝はデビュー初優出を飾った2017年3月の鳴門ヴィーナスシリーズ以来で約6年5カ月ぶりと久々。あのときは連勝を4まで伸ばしてこれが自己ベストとなっており、3日目は3R6号艇と12R2号艇で自己記録へ挑戦だ。

 赤井は今年に入って鳴門を既に4節走っているが、1月のオールレディースでは3日目にフライング、5月の男女ダブル戦でも3日目にフライングと、"3日目"に魔物が棲んでいる。今節は3日目を乗り切ってV争いを沸かせたい。

関連記事

  • レースリポート
    下関レディースCC 注目は9R3号艇の田口節子 前期3コース1着率は驚異の57%
    2024.11.22
  • レースリポート
    下関レディースCC 女子賞金12位の海野ゆかりが予選落ち危機で9R必勝期す
    2024.11.21
  • レースリポート
    下関レディースCC 5Rは川野芽唯と平田さやかが逆転のQC出場へ正念場
    2024.11.20