レースリポート
西岡育未や井上遥妃ら地元・徳島支部4人に注目 鳴門ヴィーナスシリーズ
2023.08.16
鳴門ヴィーナスシリーズ(8月16日~21日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は2号艇の川野芽唯(福岡)が2コースから差して快勝。2着に1号艇の岩崎芳美(徳島)、3着に5号艇の宇野弥生(愛知)が入り、3連単2-1-5で6020円の26番人気決着となっている。
さて華々しく開幕した鳴門ヴィーナスシリーズだが、今節注目しておきたいのは地元の徳島支部勢だ。6月に行われた鳴門の男女ダブル戦では西岡成美がデビュー初Vを飾り、岩崎芳美が2着に入って徳島ワンツーの大活躍を見せたばかり。鳴門で強い徳島勢に今節も大暴れが期待される。
今節参戦している徳島勢は4人。岩崎芳美、赤井睦、西岡育未、井上遥妃だ。
岩崎芳美は初日1・2着で得点率首位タイと上々のスタート。ちなみに6Rでの2コースまくりがデビュー通算1298勝目だった。2日目は5R4号艇と9R3号艇で登場。中枠2走で連勝して一気に女子史上12人目の1300勝到達となるか。
赤井睦は2連対率1位のモーター37号機をゲット。このモーターはこれまで11節走って平均展示順位2.11をマークしており、これは鳴門現モーターでトップの数字だ。快速モーターとのコンビで赤井は初日3・1着と好発進。今節は2020年6月の常滑オールレディース以来となる久々の優出が目標となってきそうだ。
西岡育未(徳島28歳)【冒頭の写真】は前節に鳴門一般戦(7月29日~8月1日開催)を走ったばかり。2節連続の当地参戦だ。西岡は現在デビュー通算96勝。今節中に4勝を上積みして100勝に到達するような活躍を期待したい。
井上遥妃(徳島20歳)【写真上】は6月の鳴門男女ダブル戦でデビュー初1着を飾ったばかり。そのとき以来となる鳴門参戦で通算2勝目をめざす。初日は1Rで3着と連絡みの好走を披露。上々のパワーを見せているだけに舟券のカギとなってきそうな今節だ。