レースリポート
海野ゆかりが今節7勝の大活躍! 優勝戦で遠藤エミに挑む びわこオールレディース
2023.08.15
びわこオールレディース(8月10日~16日開催 ※15日は中止順延)は14日に5日目が終了。優勝戦のメンバーが決まった。なお台風7号の影響により15日の中止順延を挟み、シリーズ最終日は16日に開催される。
<びわこ 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀)今年1コース1着率60%
2号艇 海野ゆかり(広島)今年2コース1着率24%
3号艇 藤堂 里香(福井)今年3コース1着率0%
4号艇 鈴木 成美(静岡)今年4コース1着率0%
5号艇 中里 優子(埼玉)今年5コース1着率0%
6号艇 平田さやか(東京)今年6コース1着率4%
※()内は支部
予選トップ通過の遠藤エミ【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。前節の津PG1レディースチャンピオンに続く2節連続Vに王手をかけた。
遠藤は今節インで3走して1・3・1着。4日目12Rではイン先マイもうねりのある水面で西村歩、北村寧々の2艇に差し切られ3着というまさかの結果に終わったが、翌5日目の準優12Rではしっかり修正してイン先マイから力強く逃げ切っている。失敗を糧(かて)に舟足をもう一段上のレベルに仕上げてきた遠藤が、優勝戦でも他を寄せ付けず逃げ切るのか。
侮れないのは2号艇の海野ゆかり【冒頭の写真】だろう。今節ここまで1・1・3・1・1・1・3・5・1・1着の活躍。イン逃げ、4コースまくり、3コースまくり、イン逃げ、2コースまくり、6コースまくり差し、イン逃げと節間7勝のピンラッシュを演じてきた。海野がまくりを節間3本も決めたのは、2021年6月の蒲郡ヴィーナスシリーズ以来で約2年2カ月ぶりという珍しいケース。充実のパワーを武器に勇猛果敢な攻めを見せている今節だ。
遠藤と海野を比較しても、舟足的には海野が1歩リードという印象。インの遠藤に対して2コースの海野が攻め切るチャンスは十分にありそうだ。
舟券のカギは5号艇の中里優子か。今節ここまで5コース戦が3回あったが、2日目2Rは5コースから差して3着、3日目10Rも5コースから差して3着、5日目3Rは5コースからまくり差して3着と、3走いずれも3着を取っている。