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レースリポート

(C)BOATRACE 三浦永理

津 レディースチャンピオン優勝戦3号艇は三浦永理 「テクニカルエリー」復活!

2023.08.06

ボートレース津の「プレミアムG1第37回レディースチャンピオン」は、きょう8月6日に最終日を迎えた。
優勝戦メンバー(下図参照)、それぞれの舟足についてのコメントは以下のとおりだ。

(C)BOATRACE

1号艇 平山 智加「バランスが取れており、行きたいところに行けるレース足がある」
2号艇 遠藤 エミ「モーター素性がよく、舟足はしっかりしている。あとは回転調整」
3号艇 三浦 永理「強調できる点はないですが、バランス型。スタートはいけている」
4号艇 川野 芽唯「出足は中堅上位。伸びは普通あるかどうか。二の足と出足求める」
5号艇 渡邉 優美「舟足は4日目からバランスが取れている。気象に合わせ調整する」
6号艇 樋口由加里「直線は追いつかれるが、旋回系は悪くない。スタートは行きたい」

このメンバーの中でレディースチャンピオンのタイトルを持っているのは2人。遠藤エミ(2021年浜名湖・第35回大会、イン逃げ)と平山智加(2020年多摩川・第34回大会、2コースまくり)である。

また、年間の賞金女王を決するクイーンズクライマックス優勝者は以下のとおりとなっている。
三浦永理(2012年大村・第1回、3コースまくり差し)
平山智加(2013年芦屋・第2回、イン逃げ)
川野芽唯(2015年福岡・第4回、恵まれ)
遠藤エミ(2017年大村・第6回、イン逃げ)

(C)BOATRACE 三浦永理

こうしてみると、平山智加と遠藤エミの優位性が際立つ感があるが、忘れてはならないのが三浦永理(静岡支部40歳)【写真2枚】。
第1回クイーンズクライマックスをまくり差しで制するなど3コース戦が大得意だ。
今大会も3コースからまくり(4日目3R)とまくり差し(準優勝戦12R)で2勝しており、イメージが重なるファンも多いことだろう。

初代、冬のクイーンに輝いた時期は「テクニカルエリー」と称されるほどクイックなスピードターンを誇っていたが、経験とともにレースに幅が出てきている三浦永理。今年ここまでV6と活躍中の同期・長嶋万記とともに静岡が誇る女子レーサーとして存在感を示すファイナルとなりそうだ。

(C)BOATRACE

そんなレディースチャンピオンを伝えるボートレース公式YouTubeはきょう最終日も14時から配信される。
タレントの成瀬琴さんとゆきぽよさんがどんな推理を展開させるのか、注目だ。

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