レースリポート
津 第37回レディースチャンピオン 準優ただ1人B1の樋口由加里が先攻め図る!
2023.08.05
ボートレース津の第37回レディースチャンピオンはきょう8月5日が5日目。終盤3個レースが準優勝戦だ。
開催場の津では公式ホームページでレースの見立てを公開しており、ポイントが整理されている。
【10R 準優勝戦】
この10Rでは1号艇の平山智加が通算1000勝に王手をかけており人気筆頭となりそう。対抗格候補は出足中心にバツグンの仕上がりをみせている向井美鈴。さらに、昨年の住之江クイーンズクライマックスシリーズ戦で6コースから差し切り優勝した宇野弥生が気になるファンも多いことだろう。
【11R 準優勝戦】
11Rは内枠の渡邉優美と遠藤エミが主軸。渡邉は行き足と伸び、遠藤は出足と行き足に特徴があり、一騎打ちとみることもできるが、一度は得点率トップを走った清埜翔子やレースがうまい廣中智紗衣と日高逸子の粘り込みが無視できない。
【12R 準優勝戦】
予選トップ通過の川野芽唯は2日目からオール2連対。回り足が強力だ。展開に影響を与えるのは、センター戦が想定される三浦永理と寺田千恵。今シリーズ、ともにセンターまくりを決めている。あとは、「バードアイ」を旨(むね)とする長嶋万記が展開をいかにとらえるかがポイントだろう。
激しい着順争いが想定される準優勝戦だが、この中にB1レーサーが1人だけ入っている。10Rの樋口由加里(岡山支部35歳)【写真2枚】である。
「調整が合っていれば回り足がいい仕上がりです。ここを大事にしながら、イマイチな行き足をつけたいと思います。ここがきてくれたらスタートもいけると思います」。
こう語る樋口由加里のスタートタイミングは今シリーズ、平均コンマ12。決して遅くないが、持ち味である全速スタートを決めたいと考えている。その課題を解消し、威力ある先攻めがさく裂すれば展開は大きく動く可能性大だ。
そんなレディースチャンピオンを伝えるボートレース公式YouTubeはきょう5日目も、乃木坂46メンバーで現在女優として活躍中の永島聖羅さんとプロレスラーのウナギ・サヤカさんをゲストに迎えて14時から配信される。舟券作戦の応酬に期待したい。