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川野芽唯がトップ通過! 平山智加は1000勝リーチ PG1津レディースチャンピオン

2023.08.05

 ボートレース津の「プレミアムG1第37回レディースチャンピオン」(優勝賞金1200万円)は8月5日、予選を突破した18選手による準優勝戦が行われる。予選最終日の4日目を振り返ると、東からの追い風3メートルでオープニング。時折、北東や南東になる場面はあったものの、終日、追い風3~4メートルのコンディションだった。

 決まり手は逃げが最多の7本、まくりは3本、差しと抜きが1本ずつ。配当面は、4Rで中里優子が2コースまくりを決めて3連単万舟券。11Rは川野芽唯がセンターからスピード全開のツケマイ(同体まくり)で2万円台の3連単万舟券決着だった。

 予選を終えて準優のベスト18ピットが決定。ボーダーの18位タイには長嶋万記、實森美祐、中村かなえ、中里優子、浜田亜理沙の5選手が同率で並んだが、ほんのわずかな着位差で長嶋のみが準優へ駒を進めた。

 予選得点率トップは結局、今節3勝で最多の川野芽唯(福岡支部37歳)【冒頭の写真】。「うれしいです」と満面の笑み。「好枠が見えていたので緊張していました」とレース前の心境を明かした。仕上がりについては「ターンが返ってきてますし、いいと思います」と話し、「課題はスタートだと思うので、行き足とターンの入口をしっかりと合わせたいです」と方向性を口にした。

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 予選2位は4日目に1、2着の渡邉優美(福岡支部30歳)【写真上】。「3日目までは全然良くなかったけれど、4日目はスタートの見え方と時計が合ってきました」と笑みがこぼれた。今シリーズは2日目11Rの1号艇で2着に敗れているだけに「予選で失敗しているのでリベンジしたいです」と気持ちを込めていた。

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 予選3位は、予選ラストレースの4日目12Rを逃げ切った平山智加(香川支部38歳)【写真上・『岩崎工務店』の衣裳】。「変わらず出足や乗り心地については気に入っています」と通算1着回数を999とした。「ここまでいい流れでこれたので、(準優10Rで)1000勝をめざします」と大舞台でのメモリアル勝利に意欲を示した。

 準優メンバーは以下のとおり。

<津 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 平山 智加(香川支部)
2枠 向井 美鈴(山口支部)
3枠 樋口由加里(岡山支部)
4枠 山川美由紀(香川支部)
5枠 魚谷 香織(福岡支部)
6枠 宇野 弥生(愛知支部)

<津 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 渡邉 優美(福岡支部)
2枠 遠藤 エミ(滋賀支部)
3枠 清埜 翔子(埼玉支部)
4枠 廣中智紗衣(東京支部)
5枠 日高 逸子(福岡支部)
6枠 喜井つかさ(岡山支部)

<津 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 川野 芽唯(福岡支部)
2枠 藤原 菜希(東京支部)
3枠 三浦 永理(静岡支部)
4枠 寺田 千恵(岡山支部)
5枠 小芦るり華(佐賀支部)
6枠 長嶋 万記(静岡支部)

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