レースリポート
4日目はイン好調の小芦るり華や魚谷香織らが1号艇 津レディースチャンピオン
2023.08.03
ボートレース津での「PG1第37回レディースチャンピオン」(8月1日~6日開催)は3日目が終了した。清埜翔子(埼玉)が2・1・4・1着で予選首位に浮上。予選2位には遠藤エミ(滋賀)、予選3位には向井美鈴(山口)がつけている。
ここまでの3日間を振り返ると、1コースが18勝、2コースが10勝、3コースが5勝、4コースが3勝、5・6コースが0勝という内訳。イン1着率はちょうど50%となっており、舟券的には1号艇の取捨に頭を悩ませるケースが増えている。
果たして8月4日の開催4日目は何本のイン逃げが決まるのか。4日目各レースに1号艇で登場する選手は以下のとおり。
1R 岩崎 芳美 今年イン1着率54%
2R 落合 直子 今年イン1着率60%
3R 今井 裕梨 今年イン1着率55%
4R 滝川真由子 今年イン1着率56%
5R 喜井つかさ 今年イン1着率65%
6R 中村かなえ 今年イン1着率61%
7R 三浦 永理 今年イン1着率74%
8R 魚谷 香織 今年イン1着率76%
9R 小芦るり華 今年イン1着率84%
10R 中村 桃佳 今年イン1着率69%
11R 高田ひかる 今年イン1着率72%
12R 平山 智加 今年イン1着率77%
今年イン1着率を見ると、50%台が3人、60%台が4人、70%以上が5人。イン巧者がそろっており、イン逃げラッシュになる可能性も十分だろう。
特に注目したいのは9R1号艇の小芦るり華(佐賀25歳)【冒頭の写真】。今年インは38戦32勝の1着率84%で、これは今節出場メンバーのなかで堂々トップの数字だ。この9Rは2号艇に今年2コース1着率35%の守屋美穂が入っており難しいイン戦になるが、勝ち切って悲願のG1初1着を手にしたい。小芦は今節ここまで3・3・2・4着で予選19位。4日目は3R4号艇と9R1号艇で勝負駆けに挑む。
8R1号艇の魚谷香織(福岡38歳)【写真上】も近況イン好調。今年インは33戦25勝で1着率76%を誇る。魚谷は今節ここまで4・2・2・6着で予選28位。4日目はこの8R1号艇の1回走りで、勝ち切れば得点率を6.20に伸ばして予選突破が濃厚になる状況だ。レディースチャンピオンでは2015年丸亀大会以来となる8年ぶりの準優出を狙う。
7R1号艇の三浦永理にも注目したい。今年インは43戦32勝で1着率74%の好成績だ。今節の三浦は2連対率1位のモーター63号機を引き当てたが、4・4・2・4着で予選33位と苦戦している状況。4日目は3R3号艇と7R1号艇で、得点率6.00に乗せるには2走16点が必要だ。大逆転の予選突破なるか。