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松本晶恵ら女子賞金ランキング下位組が逆襲へ! 津 PG1レディースチャンピオン

2023.08.02

 ボートレース津での「PG1第37回レディースチャンピオン」(8月1日~6日開催)は2日目が終了した。松尾夏海(香川)が2・1着で予選首位に浮上。予選2位には3・1・1着の遠藤エミ(滋賀)、予選3位には2・3・1着の鎌倉涼(大阪)がつけている。

 予選トップに立った松尾夏海は今年の女子賞金ランキングが現在80位台。今節出場52選手のなかでは下から6番目という位置だ。ただ今節は優勝賞金が1200万円と高額なため、もし優勝すれば一気に10位前後まで浮上できる計算。一躍クイーンズクライマックス出場権争いに加わることができる。

 今節出場メンバーのなかでの今年の女子賞金ランキング下位10人は以下のとおり(順位と賞金額は今節開幕時点。カッコ内は2日目終了時点での予選順位)。

66位 岸  恵子 10,298,000円 (予選36位)
70位 若狭奈美子 10,055,000円 (予選19位)
79位 滝川真由子 9,642,000円 (予選48位)
82位 永井 聖美 9,102,000円 (予選39位)
83位 松尾 夏海 9,036,000円 (予選1位)
86位 犬童 千秋 8,959,000円 (予選34位)
107位 原田 佑実 8,365,000円 (予選43位)
118位 山川美由紀 7,802,000円 (予選6位)
129位 五反田 忍 7,364,000円 (予選50位)
162位 松本 晶恵 5,582,000円 (予選42位)

 最下位は意外にも松本晶恵(群馬36歳)【冒頭の写真】。クイーンズクライマックス優勝2回を誇る松本だが、今年は下位に沈んでいる。前期F2本を切り、1~2月に30日間のF休み、5~7月に60日間のF休みがあり、今年まだ7節しか走り終えていない状態。今年に入って優出ゼロとリズムにも乗れていない。今節の活躍次第では一気に挽回できるが、今節ここまで5・5・3着で予選42位と準優進出へ崖っぷち。3日目は3R3号艇の1回走りで渾身(こんしん)の走りを見せたい。

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 賞金下位組のなかで予選上位につけているのは松尾夏海と山川美由紀(香川56歳)【写真上】の香川支部勢だ。山川は1・1・5着で予選6位。初日に2コース差し、2日目にイン逃げと内枠で白星を奪って好位置につけている。山川は前節の大村オールレディースで約5カ月ぶりの優出を果たすなど近況リズムを上げており、V争いを沸かせる存在となってくるのか楽しみだ。3日目は9R6号艇の1回走りで登場。大外枠の正念場でコース取りも含めて目が離せない。

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