レースリポート
今年V6、女子賞金トップの長嶋万記は夏場もOK 津レディースチャンピオン開幕!
2023.08.01
ボートレース津の「プレミアムG1第37回レディースチャンピオン」は8月1日、真夏の女王を決するシリーズが開幕。前検日の7月31日は、モーター及びボートの抽選とスタート特訓やタイム測定が行われた。
津のモーターをおさらいしておくと、昨年の9月18日から使用開始。10カ月以上が経過している。冬から春(12月8日から4月24日)にかけては、温水パイプが装着されたが、4月27日から取り外されている。
津モーターのエースナンバーは60。引き当てた若狭奈美子(岡山支部35歳)【写真上は抽選風景】は「プロペラはそのままいきました。足は普通でしたし、乗りやすいって感じもなかったです」と少しがっかりした表情。それでも、2連対率は47.7%(2位)を誇り、前回乗艇者の服部幸男(優勝)は回ってからの押しが強烈だった。レースへ行って真価を発揮するかもしれないだけに、出番の7R1枠は注目が集まる。
前検1番時計は、6秒66の藤原菜希(東京支部37歳)【写真上】。「足は悪くなさそう。ホームストレッチの感じは少し強めでした」とストレート系に関しては合格点を与えた。「ただ、ターン回りの体感が(ニードル)調整によって違い過ぎる。しっかり、いいところを探したいですね」と課題点も挙げていた。初日は4R1枠、8R5枠から好発進を狙う。
ドリームメンバーは寺田千恵(岡山支部54歳)【写真上・前検日】が軽快な伸びを披露したが、これにはちょとしたワケがあった。寺田は「前節の澤(大介)君がチルト3度で準優と優勝に乗っていたので、それを満喫しただけです」と種明かし。「3度のままいくならドリーム戦は3カドだけど、いかないと思う」と笑みを浮かべる。「ドリーム班では細川(裕子)さんに対して1個(1艇身)も伸びていかなかった。多く見積もって3分の2だったし、そもそもスタートが分からない」と吐露。「回転が上がっていたし、エンジンも勝率がある。ペラをたたこうと思っています」と方針を説明した。
<津 初日 12R ドリーム戦>
1枠 長嶋 万記(静岡支部)
2枠 細川 裕子(愛知支部)
3枠 寺田 千恵(岡山支部)
4枠 鎌倉 涼(大阪支部)
5枠 高田ひかる (三重支部)
6枠 渡邉 優美(福岡支部)
ドリーム戦1枠の長嶋万記(静岡支部42歳)【冒頭の写真はドリーム戦の6人で右端が長嶋】は「良くも悪くもなく30%だなぁって感じでした」が第一声。直前のSGオーシャンカップ(児島)では準優へ進出。今年V6は女子の中では断然のトップ、獲得賞金も今年の女子トップをひた走っている。。「リズムはいいし、夏場でもペラが合えば戦えると思った。津も私のプロペラが合うレース場です」と初戦に向けて気持ちを高めていた。