レースリポート
優勝戦1号艇は地元の細川裕子 約1年ぶりのVに王手 蒲郡オールレディース
2023.07.28
ナイターの蒲郡オールレディース(7月23日~28日開催)は5日目が終了。28日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<蒲郡 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知)今年1コース1着率48%
2号艇 谷川 里江(愛知)今年2コース1着率10%
3号艇 中谷 朋子(兵庫)今年3コース1着率29%
4号艇 大瀧明日香(愛知)今年4コース1着率6%
5号艇 松尾 夏海(香川)今年5コース1着率17%
6号艇 土屋 南(岡山)今年6コース1着率5%
()内は支部
予選トップ通過の細川裕子(愛知41歳)【冒頭の写真】が準優でイン逃げを決めてポールポジションを獲得。1・2・2・1・2・2・1・1・2・1着のオール2連対という見事な内容で地元Vに王手をかけた。
細川は今年インで31戦15勝の1着率48%と苦戦気味。2着が10本(2着率32%)を数えるなど勝ち切れない展開があった。ただイン最近10走に限ると1・1・3・1・1・1・2・2・1・1着で、10戦7勝の1着率70%と安定感が飛躍的に上がってきた。調子を取り戻してきたなかで迎える地元の優勝戦1号艇だ。
細川はもし優勝となれば昨年7月23日の大村ヴィーナスシリーズ以来。約1年ぶり、通算13回目の栄冠。このまま突き進みたい。
侮れないのは3号艇の中谷朋子か。女子屈指のセンター巧者で、今年3コースは28走して1着8本(1着率29%)、2着10本(2連対率64%)、3着6本(3連対率86%)という好成績。8勝のうち6勝は"まくり差し"でマークしている。優勝戦でも内枠の愛知勢2人の間を狙ってくる可能性大だろう。
舟券のカギは6号艇の土屋南(岡山26歳)【写真上】か。土屋は6コース最近5走が2・6・2・2・2着。実に4本も2着がある。今節も2日目9Rでは6コースからコンマ02のトップスタートを決めて2着に入り、5日目11Rの準優ではチルト3度を選択して、2・3コースの平川香織と今井裕梨がフライングに散るなか、6コースからコンマ04を決めて豪快に回り、2着に入っている。土屋南は準優前の5日目7R進入固定戦で今節初めてチルト3度にして、4コース細川裕子に対して5コースからまくり勝ちしている。優勝戦でもチルトを跳ねて勝負してくるのか。