レースリポート
12Rは「女流名人戦」海野ゆかり・中谷朋子らマスターズ世代激突 蒲郡オールレディース
2023.07.24
ナイターの蒲郡オールレディース(7月23日~28日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の平山智加(香川)がイン逃げで快勝。2着に3号艇の細川裕子(愛知)、3着に2号艇の中谷朋子(兵庫)が入り、3連単1-3-2で950円の3番人気決着となっている。
2日目のメインカードは12Rの「女流名人戦」。今節は45歳以上のマスターズ世代が10人いるが、そのなかの今期適用勝率上位6人が登場する。
<蒲郡 2日目 12R 女流名人戦>
1号艇 谷川 里江(愛知)今年1コース1着率33%
2号艇 角 ひとみ(広島)今年2コース1着率8%
3号艇 松瀬 弘美(静岡)今年3コース1着率5%
4号艇 海野ゆかり(広島)今年4コース1着率15%
5号艇 中谷 朋子(兵庫)今年5コース1着率12%
6号艇 池田 浩美(静岡)今年6コース1着率7%
※()内は支部
内枠の2人はともにスタートに不安あり。1号艇の谷川里江は前節の鳴門一般戦でフライングを切ったばかりで、2号艇の角ひとみも前節の桐生ヴィーナスシリーズで準優Fを切ったばかりだ。
そうなるとレースの主導権を握るのは4号艇の海野ゆかり【冒頭の写真】か。今期に入って4コースは10走して1・4・2・2・4・1・3・2・4・4着。1着率20%、2連対率50%と上々の成績を残しており、この10走の平均STはコンマ13と速い。カドから攻め手になる可能性は十分だろう。
4号艇の海野が攻めれば連動するのは5号艇の中谷朋子【写真上】。今年5コースは17走して1着2本、2着4本、3着6本をマークしており、3連対率は71%と非常に高い。今年3~5コースでまくり差しを計9本も決めている中谷だけに、展開を突いて一気に抜け出してくる力は十分にある。