レースリポート
地元2節連続Vに王手! 鎌倉涼が自身初の住之江優勝戦1号艇 ヴィーナスシリーズ
2023.07.22
ナイターの住之江ヴィーナスシリーズ(7月17日~22日開催)は5日目が終了。22日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<住之江 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 鎌倉 涼(大阪)優出93回目20V
2号艇 清埜 翔子(埼玉)優出15回目1V
3号艇 大石 真央(静岡)優出2回目0V
4号艇 上田 紗奈(大阪)優出3回目0V
5号艇 遠藤 エミ(滋賀)優出141回目38V
6号艇 薮内 瑞希(岡山)優出4回目0V
※()内は支部
予選トップ通過の鎌倉涼(大阪34歳)【冒頭の写真】が準優でイン逃げを決めてポールポジションを獲得。3・1・1・3・1・1・1・1・1着と3日目後半から5連勝をマークして勝ち上がってきた。
鎌倉は地元住之江で17回目の優出になるが、当地での優勝戦1号艇は意外にも自身初。住之江でのイン戦は20走連続2連対中(20戦16勝)という強さを誇るだけに、優勝戦でも盤石の逃げを決めるのか注目だ。昨年6月の住之江オールレディース(当地初V)に続く当地2節連続Vをめざす。
侮れないのは2号艇の清埜翔子(埼玉31歳)【写真上】だ。住之江では3節連続5回目の優出。当地ではデビュー初優出(2015年9月のオールレディース)、デビュー初V(昨年10月のヴィーナスシリーズ)を飾っている住之江巧者が今節も水面相性の良さを見せつけてきた。
清埜は住之江の2コースで通算16戦8勝の1着率50%という驚異的な強さ。準優2号艇で鮮やかな2コース差しを決めたばかりだけに、優勝戦2号艇で目が離せない存在になる。
大石真央、上田紗奈、薮内瑞希の3人はデビュー初Vをめざす戦いに。今年すでに女子レーサーの初優勝は4件も生まれており、初Vラッシュの流れに乗る選手が現れるか。
【2023年 女子レーサーの初優勝】
1月9日 小芦るり華(徳山オールレディース)
3月18日 高憧 四季(下関ヴィーナスシリーズ)
5月4日 山下 夏鈴(唐津オールレディース)
6月3日 西岡 成美(鳴門男女ダブル戦)