レースリポート
遠藤エミが久々の女子戦登場 初日ドリーム戦で逃走狙う 住之江ヴィーナス
2023.07.17
住之江ヴィーナスシリーズ(7月17日~22日開催)が17日に開幕する。A1勢からは日高逸子(福岡)、堀之内紀代子(岡山)、川野芽唯(福岡)、遠藤エミ(滋賀)、西橋奈未(福井)が参戦。そのほかにも五反田忍(大阪)、落合直子(大阪)、原田佑実(大阪)、鎌倉涼(大阪)らの地元勢や、香川素子(滋賀)、清埜翔子(埼玉)などが登場してナイター水面で熱戦を繰り広げる。
初日のメインカードは12Rの「レディスドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<住之江 初日 12R レディスドリーム>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀)今年1コース1着率59%
2号艇 日高 逸子(福岡)今年2コース1着率10%
3号艇 西橋 奈未(福井)今年3コース1着率32%
4号艇 落合 直子(大阪)今年4コース1着率22%
5号艇 滝川真由子(長崎)今年5コース1着率0%
6号艇 中村かなえ(東京)今年6コース1着率6%
※()内は支部
1号艇に座るのは遠藤エミ(滋賀35歳)【冒頭の写真・前検日】だ。記念戦線を主戦場とする遠藤が女子レースに登場するのは3月の大村男女ダブル戦以来で約4カ月ぶりと久々。ヴィーナスシリーズ参戦は1月の宮島以来で今年2回目になる。
遠藤の今年のイン成績は29戦17勝で1着率59%。SG・G1などハイレベルなレースに数多く出場していることもあってイン1着率はやや低めとなっているが、女子レースとなればこの数字は気にする必要もないだろう。格上の走りでイン逃走を狙う。
コース別成績が光るのは3号艇の西橋奈未(福井26歳)【写真上】だ。今年3コースは25戦8勝で1着率32%と白星を量産している。8勝の決まり手の内訳はまくり3本、抜き3本、まくり差し2本となっており、速攻を狙ってくるケースも少なくない。レース展開のカギを握る存在だろう。