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浜田亜理沙が大村オールレディース優勝で今年4V! 今後魅力な好モーター発見

2023.07.17

 ナイターの大村オールレディース(7月11日~16日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の浜田亜理沙(埼玉35歳)【写真3枚】が快勝。インからコンマ04のトップスタートで逃げ切った。2着には4号艇の細川裕子(愛知)、3着には5号艇の竹井奈美(福岡)が入り、3連単1-4-5で1910円の7番人気決着となっている。

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 勝った浜田は通算9回目の優勝。前々節の若松オールレディースと前節の浜名湖オールレディースで2節続けて優勝戦1号艇で敗れていたが、その雪辱を果たして今年4回目の優勝を手にした。大村では今年3月の男女ダブル戦でも優勝しており、当地2節連続2回目の優勝となった。

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 さて激戦の幕を閉じた大村オールレディースだが、今節を振り返ると印象に残ったのは上位モーターのパワー感だ。大村の現モーターは6月20日に使用開始されたばかりで今節が4節目。まだ素性がはっきりしない段階だが、インパクト大のモーターが4基ほどあった。

 例えば「75号機」は藤原菜希(東京)が道中7連勝を飾る大暴れ。7勝のうち3勝を"抜き"でマークするなど競り合いでパワーを発揮した。

 「62号機」は山田理央(香川)がデビュー初準優出を飾るなど節間3勝を挙げる活躍。3コースまくり差しを2本決めるなど、引き波を越えるパワーが秀逸だった。

 節イチクラスの舟足を見せたのは「19号機」。下野京香(東京)が展示1番時計を8本も出して節間4勝をマークした。このモーターは3節走って平均展示順位1.09という驚異の快速ぶり。全国屈指の快速モーターとして話題になりそうだ。

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 もちろん浜田亜理沙が優勝した「55号機」も今後注目度を増してきそう。大村ではこのあと10月にヴィーナスシリーズ、11月に大村周年、来年1月にBBCトーナメントなど楽しみなレースが控えており、ミッドナイトレースも8月、9月、来年1月に予定されている。モーターに注目してみるのも面白いだろう。

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