REPORT

レースリポート

(C)BOATRACE

桐生ヴィーナスは守屋美穂が2節連続V 絶好調で次節地元オーシャンカップへ

2023.07.11

 ナイターの桐生ヴィーナスシリーズ(7月5日~10日開催)が終了した。優勝戦は1号艇の守屋美穂(岡山34歳)【写真3枚】が快勝。インからコンマ09のトップスタートを決めて逃げ切った。2着には握って回った4号艇の岩崎芳美(徳島)、3着にはバック4番手から追い込んだ2号艇の小野生奈(福岡)が入り、3連単1-4-2で740円の2番人気決着となっている。

(C)BOATRACE

 勝った守屋は前節の丸亀ヴィーナスシリーズに続く2節連続優勝で今年3V。通算では30回目の優勝で、桐生では昨年2月のG2レディースオールスターに続く2回目の優勝となっている。

 今節の守屋は1・1・1・2・1・2・1・5・1・1着。開幕3連勝で早々とV争いの主導権を握り、予選をオール2連対でトップ通過。そして準優はコンマ08、優勝戦はコンマ09といずれもインからトップスタートで逃げ切り快勝。付け入る隙のない1節だった。

(C)BOATRACE

 守屋は近況リズム上昇の一途で、6月以降は4節走って徳山一般戦で優出3着、多摩川一般戦で優出2着、丸亀ヴィーナスシリーズで優勝、そして今回、桐生ヴィーナスシリーズで優勝という快進撃。その原動力となっているのはイン戦で、6月以降はイン11連勝で負けなしという強さだ。

(C)BOATRACE

 そんな絶好調ムードの守屋が迎える次節は、7月18日からの児島オーシャンカップ。最高のリズムで地元SGへ乗り込むことになった。これまでSGは通算16節出場して準優出1回(2021年芦屋オーシャンカップ3着)。なかなか思うような結果を残せていない。今回は自身初の地元児島SG出場となるだけに、悲願のSG初優出へ期待は高まるばかりだ。「来節、地元のSGでもっともっと頑張れるように一生懸命走ります。見ていてください」と笑顔だった


【2023年女子賞金ランキング】(7月10日終了時点)
1位 長嶋  万記 26,658,000円
2位 倉持  莉々 25,813,000円
3位 高田 ひかる 23,785,000円
4位 守屋  美穂 23,447,000円 (桐生優勝戦1着)
5位 浜田 亜理沙 20,076,000円
6位 遠藤  エミ 19,579,000円
7位 堀之内紀代子 19,457,000円
8位 西橋  奈未 19,339,000円
9位 田口  節子 19,296,000円
10位 寺田  千恵 18,096,000円
11位 三浦  永理 17,308,000円
12位 渡邉  優美 17,169,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 小芦 るり華 16,604,000円
14位 中谷  朋子 16,479,000円
15位 中村  桃佳 16,464,000円
16位 宇野  弥生 16,345,000円
17位 川野  芽唯 16,160,000円
18位 大山  千広 16,115,000円
19位 平山  智加 15,397,000円
20位 大瀧 明日香 15,183,000円
21位 岩崎  芳美 14,746,000円 (桐生優勝戦2着)

35位 廣中 智紗衣 12,461,000円 (桐生優勝戦5着)
62位 古賀  千晶  9,765,000円 (桐生優勝戦6着)
65位 小野  生奈  9,582,000円 (桐生優勝戦3着)
82位 黒澤 めぐみ  8,315,000円 (桐生優勝戦4着)

(C)BOATRACE

 また、桐生最終日の1Rでは登録番号5264の登みひ果(兵庫23歳、131期)【写真上】が大外07スタートからイン渡辺千草をまくって水神祭を挙げた。昨年11月のデビューからちょうど100走目だった。母は2016年に引退した登録番号3324の女子レーサー登みつよさん。

関連記事

  • レースリポート
    下関レディースCC 注目は9R3号艇の田口節子 前期3コース1着率は驚異の57%
    2024.11.22
  • レースリポート
    下関レディースCC 女子賞金12位の海野ゆかりが予選落ち危機で9R必勝期す
    2024.11.21
  • レースリポート
    下関レディースCC 5Rは川野芽唯と平田さやかが逆転のQC出場へ正念場
    2024.11.20