レースリポート
地元・深尾巴恵が予選4位躍進 初の準優1号艇めざす 桐生ヴィーナス
2023.07.08
ナイターの桐生ヴィーナスシリーズ(7月5日~10日開催)は3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 守屋 美穂(岡山)10.20
2位 小野 生奈(福岡) 8.80
3位 中里 優子(埼玉) 8.60
4位 深尾 巴恵(群馬) 8.20
5位 深川麻奈美(福岡) 7.80
6位 岩崎 芳美(徳島) 7.60
7位 黒澤めぐみ(東京) 7.60
8位 櫻本あゆみ(群馬) 7.40
9位 古賀 千晶(兵庫) 7.20
10位 角 ひとみ(広島) 7.20
11位 前田 紗希(埼玉) 7.20
12位 廣中智紗衣(東京) 7.20
13位 西村 歩(大阪) 7.00
14位 今井 裕梨(群馬) 6.60
15位 深見亜由美(愛知) 6.40
16位 黒明 花夢(岡山) 6.00
17位 茶谷 桜(滋賀) 6.00
18位 岸 恵子(徳島) 6.00
シリーズリーダー争いは守屋美穂が独走。1・1・1・2・1着の準パーフェクトペースで首位を快走している。前節の丸亀ヴィーナスシリーズに続く2節連続の予選トップ通過に王手をかけ、4日目は5R6号艇で登場(後半12R1号艇は一般戦)。今期6コースは8走して2・6・3・4・3・1・1・1着で、現在大外でも3連勝中となっているだけに目が離せない。
準優好枠争いで注目は地元の深尾巴恵(群馬30歳)【冒頭の写真】。1・4・1・2・2着で予選4位につける躍進を見せている。深尾はこれまで2014年11月のデビューから準優出が3回あるが、2021年1月の多摩川一般戦は準優5号艇(6着)、2022年8月の平和島「ほぼオール女子戦」は準優6号艇(5着)、2022年12月の福岡一般戦は準優6号艇(5着)と、いずれも準優外枠だった。自身初の準優1号艇をめざし、4日目は2R6号艇と9R2号艇で登場する。
準優進出争いでは黒明花夢(岡山23歳)【写真上】が楽しみだ。4・1・2・5・4着で予選16位につけ、デビュー以来初の準優出へチャンスを迎えている。
黒明が今節手にしたモーター58号機は、今節使用のモーターの中では2連対率1位。前節の一般戦では地元の亀山雅幸が乗り、節間9走で7本の展示1番時計を出す快速パワーを披露し、オール3連対で優出3着に入った注目機だ。黒明も前検タイムで3位タイの好時計をマークし、ここまで5走で展示1番時計3本と軽快な舟足を見せている。
4日目は2R4号艇と10R3号艇で登場。中枠2走で快速パワーを生かしたいところだ。2019年11月のデビューから約3年8カ月、新たな段階へ1歩を踏み出す自身初の準優出なるか。