レースリポート
淺田千亜希がチルト1度で大外V 3連単は11万円券! 浜名湖オールレディース
2023.07.04
浜名湖オールレディース(6月29日~7月4日開催)が終了した。優勝戦は大波乱の結末に。3号艇の永井聖美(東京)が3カドからまくって展開をつくると、6号艇の淺田千亜希(徳島50歳)【写真3枚・下の6人並んだ写真は優出インタビューで右端】がチルト1度で6コースからまくり差し一閃(いっせん)。1号艇の浜田亜理沙(埼玉)はイン戦3着に敗れ、3連単6-3-1は113番人気で11万9290円の高配当となった。
勝った淺田は2021年2月の鳴門ヴィーナスシリーズ以来となる約2年5カ月ぶりの優勝。通算では41Vで、浜名湖では3回目の優勝となっている。
さて激戦の幕を閉じた浜名湖オールレディースだが、浜名湖では今後も注目レースが多数。まず今月末の7月25日からはG2モーターボート大賞がある。また来月の8月29日からはヴィーナスシリーズ、再来月の9月21日からは男女ダブル戦もあって女子戦ファンにはうれしいところだ。
浜名湖の現モーターは4月15日に使用開始されており、上記のレースでももちろん今節使われていたモーターが使用される。今節の6日間を振り返って、今後注目となりそうなモーターを挙げてみたい。
まずは淺田千亜希が優勝した54号機だ。このモーターはこれまで5節走って1優出0Vの中堅機だったが、今後注目度を増してくること間違いなしだろう。
永井聖美が優出2着に入った12号機は評価をさらに上げた。5月のレディースVSルーキーズバトルで中亮太が優勝してすでに注目機となっていたが、今節の活躍でエース機候補に名乗りを上げてきた印象だ。
そのほかでは細川裕子が予選トップ通過した35号機、浜田亜理沙が優勝戦1号艇に乗った4号機、大石真央がデビュー初優出を果たした3号機、佐々木裕美が展示1番時計7本の快速パワーを見せた23号機なども楽しみな存在。浜名湖からしばらく目が離せない。