レースリポート
浜名湖オールレディース2日目 機力を味方に巻き返す森田梨湖
2023.06.30
ボートレース浜名湖のオールレディースが、きょう30日に2日目を迎える。初日ドリーム戦は、インタビューの宣言通り4コースまで動いた6号艇の中谷朋子が差しを決め、初日連勝としている。
「行き足から伸びにかけていい」と舟足は手応え十分。きょう2日目は6R3号艇と11R1号艇、4連勝の可能性は十分にある。
一方、初日のドリーム戦で「20号機を引きたかった」と語った長嶋万記は、手にした21号機に対しキャリアボデーを2回交換。初戦8Rは4コースからまくり切り勝利したものの、ドリーム戦はスタートで後手を踏み4着敗退となった。
「着順はともかく体感は悪くなかったです。キャリアボデーを換えてみたところ、最初の方が良かったので元に戻しました」と前を向いている。
そのシリーズ大看板・長嶋万記が「引きたかった」と口にした20号機は、前のシリーズで徳増秀樹が完全優勝した良機だ。
今大会は東京支部25歳の下野京香【写真上】が乗艇し5着、6着でスタート。「いいところがない感じだったのでプロペラをたたきました」とリセットされている印象だ。ただ、近況勝率を初の4点台に乗せるなど、上昇傾向な下野京香の動向は注目に値する。
浜名湖のモーターは4月15日から使用されており、まだ2カ月半程度しか経っていないが、この20号機と38号機がエース候補。その38号機は森田梨湖(福岡支部23歳)【冒頭の写真とすぐ上の写真】が乗っている。
初日は6着2本と結果が出ていないが、「直線の感じがよく、ターン回りも悪くないです」と好気配をアピールしており、巻き返しが期待できる。
浜名湖のオールレディースはきょう30日が2日目、最終日は7月4日だ。