12Rは早くも”優勝戦前哨戦”　渡邉優美ら予選上位3人対決　若松オールレディース

　ナイターの若松オールレディース（6月17日～22日開催）は19日、3日目が終了した。渡邉優美（福岡）【冒頭の写真】が1･1･3･3･1･1着で予選首位に浮上。予選2位に今井美亜（福井）、予選3位に浜田亜理沙（埼玉）がつけている。

　そしてこの予選上位3人が4日目12Rで三つ巴の直接対決。予選ラウンドは4日目9Rで終了するため、準優の枠番など優勝争いには直接関係しないレースだが、シリーズを引っ張る3人による"優勝戦の前哨戦"ともいえそうなカードだ。

＜若松 4日目 12R 一般特選＞
1号艇　深川麻奈美（福岡） 予選10位
2号艇　土屋　千明（群馬） 予選11位
3号艇　渡邉　優美（福岡） 予選1位
4号艇　今井　美亜（福井） 予選2位
5号艇　浜田亜理沙（埼玉） 予選3位
6号艇　森田　梨湖（福岡） 予選40位

　予選首位を走る渡邉優美は3号艇で登場する。今年3コースは18戦4勝で1着率22％と上々の数字。ただこの4勝は実はすべて福岡でマークしており、福岡以外のレース場では今年3コースで10走して2･3･4･3･4･4･F･2･3･3着と白星がない。赤いカポックで勝ち切ってリズム良く準優へ向かいたいところだ。

　予選2位の今井美亜は4号艇で登場。今節ここまで2･2･1･1･2着と快走を見せており、2日目に3コースまくり、3日目に2コースまくりと速攻がさえている。今井は今年に入ってまだ4～6コースで白星がない状態。この12R4号艇でダッシュから勝ち切るようなら、いよいよ約3年半ぶり(2019年徳山クイーンズクライマックス以来)の優勝へ機運が高まってきそうだ。

　予選3位の浜田亜理沙は5号艇。浜田は逆に今年4～6コースで計8勝とダッシュ戦で好調。今節も初日に6コースから1着を奪っているだけに侮れない存在だろう。