レースリポート
ヴィーナスシリーズ優出機の北村寧々らが舟券のカギ 若松オールレディース
2023.06.18
ナイターの若松オールレディース(6月17日~22日開催)が17日、開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の渡邉優美(福岡)がイン逃げで快勝。2着に3号艇の浜田亜理沙(埼玉)、3着に2号艇の細川裕子(愛知)が入り、3連単1-3-2で990円の2番人気決着となっている。
さて華々しく開幕した若松オールレディース。当地では5月11日~16日にヴィーナスシリーズが行われたばかりで、約1カ月ぶりの女子レース開催になる。
注目したいのはモーターだ。5月のヴィーナスシリーズの優出モーター6基と、今節の使用選手は以下のとおり。
優勝 三浦 永理 23号機 (今節使用:五反田忍)
2着 寺田 千恵 44号機 (今節使用:川原愛未)
3着 西橋 奈未 24号機 (今節使用:堀之内紀代子)
4着 小芦るり華 14号機 (今節使用:北村寧々)
5着 野田部宏子 50号機 (今節使用:浜田亜理沙)
6着 宇野 弥生 55号機 (今節未使用)
ヴィーナスシリーズで三浦永理が優勝したモーター23号機は五反田忍(大阪)が今節手にした。五反田は前節の下関一般戦で予選トップ通過するなど近況リズム上昇ムード。また若松は通算6優出2Vと好相性の水面なだけに楽しみだ。2日目は7R1号艇と12R4号艇で登場。どんな舟足を見せるのか目が離せない。
寺田千恵が優出2着に入った44号機は129期の川原愛未(福岡20歳)【写真上】、小芦るり華が優出4着に入った14号機は128期の北村寧々(長崎21歳)【冒頭の写真】とヤング勢が引き当てた。川原は4月の唐津戦でデビュー初1着を飾っており、今節は通算2勝目と地元初1着をめざす戦いに。一方の北村は通算7勝。今期に入って3連対率34%(前期は19%)と一気に成績を上げてきただけに今節も舟券のカギとなってくる可能性は十分だろう。
堀之内紀代子と浜田亜理沙のA1勢もヴィーナスシリーズ優出モーターを手にしたが、初日は明暗をわける格好に。堀之内は5・4着で予選22位と苦戦し、浜田は1・2着で予選2位と好スタートを切った。堀之内は初日2走をチルト-0.5度で戦っており、2日目からどんな選択をするのか注目が集まる。